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2007年6月26日 (火)

flexlifeな日

Flexlifeソウルなどのブラックミュージックを愛する人々はいったいどんな邦楽を好んで聴いているのだろう。僕のブラックミュージック初体験は、高校1年の頃に聴いたNASだったと思う。しかし、ブラックミュージック的なアプローチを取った邦楽としては、中学の頃に聴いたbirdが初めくらいであろうと記憶している。そう、僕のブラックミュージックへの第一歩は邦楽から始まったのだ。それ以降、ブラックミュージックへの傾倒はますます強くなっていくのだが、それと平行して自分の感覚に合う邦楽もちょこちょこと探っていた。そんな中で、見つけたのがこのflexlifeの「それいゆ」だった。

02年発表。メジャーでのファーストミニアルバムといった捉え方でいいと思う。ジャンルはニュークラッシクソウルinジャパンといったところか。そのメロウで暖かい生音は今の日本にはあまりないタイプに感じられる。また、特徴ある青木里枝のボーカルには非常に強い魅力を感じる。その粘りつくような発音方法ときれいな歌声は、黒人のボーカルとはまた違う良さを持っている。日本のソウル、R&Bアーティストは過分に黒人らしい歌い方というものを意識してしまう傾向があるように感じられるが、僕はその必要はないと思う。だって、黒人じゃないから。日本人として考えるソウルを体言してもらいたい。そういった点からも、このflexlifeのアルバムはいい指針を示しているように感じられる。

きれいなオルガンのイントロからそのままつながる"getting better"は、完璧な1曲。キャッチーな歌メロ、メロウな鍵盤、しっかりと支えるドラムとベース、控えめなギター、アクセントのホーン、どれをとっても素晴らしいし、その融合が何倍もの相乗効果を生み出している。現時点で、僕が一番好きな邦楽の曲といえるくらい高い完成度を誇っている。他の曲もこの局に負けないくらいの高いクオリティーを維持しており、アルバムとしての完成度も抜群。長さもミニアルバムということで、30分弱しかないので一気に聴ききれてしまうだろう。次作の「黒い秘密」は少しダークにネオフィリー系な音、その次の「japonica」では表現の幅を広げ、新境地の開拓に乗り出している。

邦楽でもいいものはいい。それは、売れているか売れていないかという部分で判断されるものではない。僕はこのflexlifeも好きだし、宇多田ヒカルも好きだ。これからも、こうした自分がいいと思えるような邦楽を探して行きたい。

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