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2007年6月27日 (水)

Moka Onlyな日

Moka_only_1 ソウル好きなみなさんは、ヒップホップは聴いているのだろうか?答えは、YESともNOともつかない微妙なものの気がする。甘茶ラップのようなものは少しかじったけど…くらいが一般的だろう。しかし、ヒップホップもゴリゴリなものから、ゆるいものまで幅広くある。ジャジー&メロウなアンダーグラウンドヒップホップはソウル好きにも聴けるジャンルの一つであろう。そんなものの中から、今回はMoka Onlyの「Lowdown Suite」をご紹介。

03年発表の4枚目(確認済みの中で。他にもAbstruct Rudeとの競演盤なんかもあり)。Battle Axeというちょっとハードコアな集団に属しているが、彼の作る音楽は非常にメロウで奥深いものだ。以前の作品のどれからもメロウな要素は抽出できるのだが、作品を出すごとにその要素は増してきているように感じられる。また、本作では、Jay Dee系のスペイシーで無機的なものから、Count Bass D的な変わった上ネタ使いの曲まである。存在としては後者的な立ち位置に近いものがある。

全体の流れはメロウ。時々、突飛なものもあるがそれもこの人らしさ。全体の流れを壊すものではない。そんな中で、一際際立つ存在感を誇っているのが、18曲目"Finally Throo"(なぜかレコードでは17曲目"Love Comes"の位置に収録)。その上ネタのメロウさにイチコロ。それに乗るMoka Onlyの鼻づまり気味のラップ、サビの歌も素晴らしい。心地よい曲の極地とまで評価したいような内容だといえるだろう。

ジャジーヒップホップっていうジャンルが確立されたのはいったいいつだろう?僕が高校時代に、こういう類の音楽を聴いていたときにはまだまだCompany Flowなんかと一緒くたにアングラヒップホップと呼ばれていたと思う。それがここまで成長し、一つのジャンルとして確立されようとは。少し感激。しかし、喜んでばかりはいられない。このジャンルはヒップホップの中でも成長が乏しい分野であるからだ。それだけに突き詰めたクオリティーの高いものを創っていく必要がある。そうしないとただの耽美主義に陥ってしまうからだ。広がるのをやめた時、それからは深さを追求していくしかない。

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