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2007年7月30日 (月)

Freddy Mcgregorな日

Freddy_magregor 僕がよく覘くブログで、黒人音楽とは何なのかということについて筆者が書いており、数人が自分の黒人音楽観をコメントしていた。そこで語られている内容には納得できるところも、受け入れがたいことも記入されていた(それは意見の相違であり、その人が違うというわけではない)。その中で黒人音楽として容認できないという意見が多かったのが、今様のヒップホップとレゲエ。でも、このどちらもが僕は黒人音楽だと思う。そもそも、僕の黒人音楽の定義は「黒人から発生した音楽」というもの。だから、個人的な意見に左右されることなく、黒人が生み出した音楽こそが黒人音楽たり得るということになる。それを自分のものさしで定義してしまうと、ただの好みの問題になってしまう気がするからだ。でも、レゲエは受け付けないというソウルファンが多いことに少なからず衝撃を受けた。ロックステディなんかは完全に古いソウルの流れを汲んでいるように感じるけどなぁ(Ken Bootheなんて、もろソウル歌手でしょ)。僕はレゲエも黒人音楽だと思うって気持ちを込めて、今日はFreddy Mcgregorの「Freddy Mcgregor」を紹介。

79年発表。小さい頃から歌手としての活動を始め、ロックステディ期にはStudio Oneですでに傑作を残している偉大な歌手Freddy Mcgregor。彼はレゲエ四天王の一人とも呼ばれ、レゲエ界においては大きな存在なのだ。その中でも僕が力を入れて紹介したいのが、この「Freddy Mcgregor」という作品。ちなみに、本作はジャマイカで「Mr. Mcgregor」というタイトルで出されている作品と同内容であると思われる。音はルーツルーツした重~いものではなく、ロックステディの頃ほど軽くもない、ちょうどよい重さを保っている。でも、やっぱり特筆すべきはFreddy Mcgregor自身の歌。ジャマイカでは珍しい、ソウルっぽさを非常に感じさせる歌手なのだ。それを特に実感させてくれるのがロックステディタイプの"Oh No Not My Baby"。ここでは本当に気持ちよく歌っているように感じられる。でも、このFreddy Mcgregorのすごさを改めて感じることが出来るのはむしろルーツタイプの"We Got Love"。ルーツタイプの曲では歌唱力よりも節回しの方が重視されるように思えるのだが、それも難なくこなし、さらに自分の歌唱力を際立たせることが出来ているのだ。このロックステディとルーツの両方で魅力的な歌を披露できたFreddy Mcgregorは真に魅力的な歌手だということが出来るだろう。また、前者の魅力を堪能したい方には「I Am Ready」を(「Bobby Bobylon」もいいけど、僕はこっち)、後者の魅力を堪能したい方には「Big Ship」あたりがオススメしたい。

っていうか、このレヴューを書いているときに、何でソウル好きがレゲエに拒否反応を出すか少し分かったような気がした。それはあのルーツな節回しが駄目なのだと思う。確かにあれは独特なものがあるし、ルーツは歌手に求める要素として歌唱力とは違う部分を求めていることが多いような気がする。そこがソウル好きの反感を買ったのだろう。でも、そんなソウル好きの人にも一度Ken Bootheの"Moving Away"(ロックステディ期のソウルフルな名曲)あたりを聴かしてみたいもんだ。

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