フォト

マイリンク

無料ブログはココログ

« Grand Pubaな日 | トップページ | Blazeな日 »

2007年7月18日 (水)

Front Pageな日

Front_page 「笑いは格闘技だ」といわれることもあるけど、僕は「笑いはサッカーだ」の方が近い気がする。こういっただけじゃなんのこっちゃ分からないと思うが、ダウンタウン周辺の番組を見ているとそう思えてくるのだ。つまり、笑いはゴールを決める(笑いを取る)ことだけが、役割ではないということだ。状況を見渡し、どこへパスを送れば、一番いい展開を作れ、ゴールが決まるかということをみんなが考えなければならないと思うのだ。ダウンタウンファミリーを見ていると、その共通理解度が非常に高いと感じられる。お前がそういうパス出したら、こっちはこう返すから、最後はこれでゴールだみたいな場面に出くわすと、やっぱり高度だなと思う。確かにゴールを決める発想力が一番キツイところなんだが、パスを繰り出す司令塔の役割も非常に重要だ。だから、ダウンタウンってすごいと思う。今日はそんな笑いを考えながら、Front Pageの「Front Page」をご紹介。

94年発表。これぞ、90年代中盤のR&Bだなというヒップホップとの融合を果たした太いビートとメロウな音の数々に歌える声が響いてくるというまさに王道な展開。そしてこのグループの楽曲には随所にソウルな味付けがなされているところがさらにベター("La La Means I Love You"のフレーズとか)。そういった意味ではStylisticsの"You Make Me Feel Brand New"のカバーは非常に美しい出来で、本作の中でも一二を争う出来になっている。こういったミディアムナンバーで甘さを見さしてくれる一方で、ダンスナンバーでも実力を発揮してくれるところがこのグループの素晴らしいところ。中でも"Let's Get Comfortable"は特によい出来で、太いビートと甘いシンセのトラックに乗る彼らの歌唱は本当に力強い。こうしたスロウでもアップでもいい曲を生み出せるというのは、そのアーティストの力量を測る上で重要な点だと思う。その2つを持ち合わせていたにもかかわらず、このグループがこの1枚で消えてしまったというのは非常に残念でならない。

笑いの世界はサッカーに比べて世代交代というものが遅いと思うのだが、今、各番組の司会を行っているクラスの芸人を超える若手は出てくるのだろうか。それは楽しみでもあり、不安でもある。

« Grand Pubaな日 | トップページ | Blazeな日 »

R&B」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/419681/7195182

この記事へのトラックバック一覧です: Front Pageな日:

« Grand Pubaな日 | トップページ | Blazeな日 »