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2007年7月 8日 (日)

Sergio Mendesな日

Sergio_mendes 人にはそれぞれ好きな音楽、ファッション、テレビ番組、漫画がある。これはその人が生活していく中で、刻々と変化していっているものだ。実際に音楽という側面から自分を振り返ってみても、小学生時代はJ-Pop、中学時代はパンク、高校初期はロック、それからはブラックと大きな変遷を繰り返している。この音楽というものの好みは友人に影響されるところが多いというのも確かだ。心理学的にいうと、性格というものは生得的なものが50%で、環境的なものが50%だという。好みに関しても、これが当てはまるような気がする。僕が今これだけブラックミュージックにはまったのは高校で出会った友達に強烈な影響を与えられたからだ。きっかけはそこだったが、次第に自分でも調べ探求していくうちに自分の好みというものが形成されていったように感じる。だから友達からの影響(環境)が50%で、自分の探求(生得的資質)が50%みたいなね。割合はあまり考えていないけれど、その二つが密接に関わっていることは事実だと思う。

少し話は変わるが、ブラックミュージックに強烈なインパクトを与えられた後、自分で探した音楽の一つにブラジル音楽がある。今日はブラジルで最も成功した音楽家の一人、Sergio Mendesの「Timeless」をご紹介。

06年発表。プロデューサーはいまや売れっ子の一人、Will. I. Am。そう、Black Eyed Peasのあいつだ。Black Eyed Peasが世の中に出てきた頃は西海岸アンダーグラウンドの一角として、Jurassic-5あたりと一緒に取りざたされていた記憶がある(Will. I. Amの単独アルバムだってレーベルはBBEだしね)。それがこんな一般的になるとは。やっぱり女(Fergie)の力は怖いです。でも昔からセンスを感じさせており、あの時代でファンキーとメロウを両立させることができた数少ないグループの一つだった。一方のセルメンことSergio Mendesもメロウさでは年季の入り方が違う。本作でも再演した"Mas Que Nada"に"Tristeza"や"Batucada"といった永遠の名曲を世界に知らしめてきた御大だ。そんな二人のタッグアルバムが悪いはずがない。ドラムを重くクラブミュージックに対応させたWill. I. Amのプログラミング、そこにメロウに絡み付いてくるSergio Mendesの鍵盤、そしてそこでヴォーカルを取るのはアメリカの一流アーティスト達(John Legend、Q-TipからStevie Wonder、Justin Timberlake君まで)。そりゃ最高でしょ。ブラックミュージック特有の濃厚さってものはないけど、ブラジル音楽のまったり感が非常にうまく表現されていると思う。休日の午前中に聴きたくなるような一枚。

僕がブラジル音楽にはまったのは02~03年くらい。世の中でも「ムジカロコムンド」(ガイドブック)が発売されたり、カフェミュージックとしてのブラジル音楽の需要が高まっていた時期。つまり、ブームに乗せられました(笑)。でも、ちょっとして、少し飽きてしまった。その理由としては上にも書いたように、やはり軽いから。やっぱ濃厚な音楽の方が自分には合うんだな、ということをそのときに再確認した気がする。だからといって、ブラジル音楽が悪いというわけでは決してない。上のレビューを書くときに、Sergio Mendes & Brazil 66の「Look Around」を聴きなおしてみたけど、やっぱりいいもんね。他にもJoao GilbertoやCaetano Veloso、Marcos Valleなんかは素晴らしいと思うし。

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