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2007年8月21日 (火)

Johnny Hammondな日

Johnny_hammond 昔から音楽を買う際に参考にしていた資料っていうのは結構ある。例えば、代表的なもので「USブラックディスクガイド」。これはやっぱりマストとしかいいようがないな。というよりも、この本がなければここまでソウルという音楽にはまっていなかったとさえ思う。ソウルではこれに続くのが「Back To Basics 70年代ソウル」、「甘茶ソウル百科事典」、「Black Contemporary Music Guide」らへん。この他にも「レコード・コレクターズ」のニューソウル特集や「relax」のフリーソウル特集、さらには「Groove」後期のニューソウルやレアグルーヴの特集など雑誌などまで加えると、枚挙に暇がない。これら先人達の分かりやすい資料があるからこそ、現代の我々が過去の素晴らしい音楽を聴くことが出来る。これは非常に良いことだと思う。だからこそ僕もこのブログを通じて多くの良盤を紹介していきたいな~と考えている次第なのだ。そんなこんなで、今日紹介する良盤はJohnny Hammondの「Gambler's Life」。

74年発表。このJohnny Hammondっていう人の知名度って一般的にはどうなのだろう。あまり高くはないかもしれないが、レアグルーヴを少しかじった人なら聞いたことがあるはずだ(自分もレアグルーヴは好きだが、全体的に値段が高くあまり聴くことが出来ていない…)。鍵盤奏者で、この他にも作品を何作か残している。でも、この盤を紹介するわけは、プロデューサーがLarry Mizellであるところが大きい。自身でも作品を残しているが、外部プロデュースはそれにも増して非常に評価が高い。実際にDonald Byrdの70年代前半の諸作は非常に高いレベルを維持している。しかも、彼の音の構築は非常に個性がある。それはメロウで疾走感があるということだ。この感触はまさに天にも昇るかのようなもの(Sky High)。本作においてこの感覚が最もよく表れていると感じるのが"Star Borne"。切れのあるタイトなドラムに粘っこいギター、うねるベースとファンキーな要素が盛りだくさん。でも、これだけではよくある熱いジャズファンク。しかし、ここからがSky HighのSky Highたる所以。あまり目立ちはしないのだが楽曲に膨らみを持たせるシンセにコーラス、ここらへんがあるから独特のクールさかげんを保っていられるのだと思う。でも、主役はなんといってもJohnny Hammondのエレピソロ。これはメロウ好きは一撃でノックアウトのはず。同タイプの疾走感があるナンバー"Gambler's Life"、"Back To The Project"などは負けず劣らずの名曲。最後のスロウ"Call On Me"も秀逸な出来(このメロ、別の何かで聴いた気がすんだが…)。Donald Byrdの70年代前半の諸作が好きな方はぜひ購入すべき一枚。

ソウル以外のジャンルでもガイドブックはかなり役立つ。代表的なものだけ挙げるとしても、ヒップホップの「Pop 90's Rap / Hip Hop」、R&Bの「Juicy2」、ヒップホップとR&Bの「R&B Hip Hop Disk Guide」、レゲエの「Roots Rock Reggae」なんかは非常にいい出来してる。他にも参考にしている資料は多いしね(買うときの。レビューでは逆に出来るだけ見ないように心がけてます)。そして、やっぱり評論家の文章はうまいなぁって感心させられますね。でも、般ピーのブログとの格の違いを見せ付けられ、少ししょげたりも…。

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