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2007年8月 3日 (金)

Walkin' Largeな日

Walkin_large いやぁ、音楽マニアっていうのは食費を削ってまでも、レコードを買う訳で。僕ももちろんやってました。高校時代は弁当で、食費ってもんはもらえなかったんだけれども、浪人時代は予備校の昼食代として1日600円もらってたんですよ。バイトもやってなく、月のこづかいだけでは買えるレコの量もたかがしれてるので、昼食は60円のコンビニのドーナッツオンリーにして、レコ買ってました。でも、そうなってくるとなんでも物を買うときにレコード換算してしまうという悪いクセが付いてきまして。カフェでコーヒー飲むときでも、ここで450円払わず、公園でエメラルドマウンテンブレンド飲んでたら、300円浮いて、それを6回繰り返せば、結構いいレベルのレコ買えるぞみたいな。あかんね…生活が貧しいものになるわ。そんな苦労の末買ってきたレコの中から、今日はWalkin' Largeの「Riverside Pictures」をご紹介。

95年発表。このWalkin' Largeはドイツのヒップホップグループ二人組。最近ではSquare OneやCurseといったドイツのヒップホップシーンだが、やっぱりこの頃なんかは一般的には全然知られていなかった。言ってしまえば、Mc Solarなんかと並んで、話題になったアメリカ以外のヒップホップアーティストの走り的存在だろう。でも、アメリカでないからといって、トラックのレベルに差があるわけではなく、当時出ていたNY産ヒップホップの中でもこれだけの作品を残せているアーティストは数えるほどだ。彼らの感覚は完全にメロウ&太いドラム。似たようなトラックを作っていたアーティストというと、Pete Rock、Grand Puba、Lord Finesseといったところであろうか(といよりか、そこら辺から影響を受けたと思われる)。でも、本当にサンプリングアートとしておもしろいことをやろうとしてる。本作でのイントロは音の途中途中でレコードが針飛びする音が重なるというものだし(久々に聴くんで、傷がないか確認しちゃいました)、次作ではGang Starrの1stアルバム収録の"Dj PreMier In Deep Concentration"を自分たちでカバーしたものもやっちゃったりしてるする。こういうところで、やっぱりアメリカのアーティストではないのだなと感じる。本作は本当に全体を通してトラックのレベルが尋常じゃなく高いんで、この1曲ってのはないかな。それだけいいってことです。90年代半ばのメロウヒップホップ好きには必須の1枚です。

浪人時代はかなり無茶やっていたことを今でも思い出す。予備校(千駄ヶ谷)の模試なんかも、昼休みに明治公園のフリマに行って、昼休み終わりの試験は少し遅れて参加したりしていた。大学受験の時も、その大学が神保町にあったので昼休みにレコード買って、午後からの試験受けてたし。試験会場にdisk unionの袋って相当異様な風景だったと思う。でも、そんなんでも、なんとか大学生になれてよかったなと、つくづく今思います。

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