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2007年9月 9日 (日)

Zoomな日

Zoom 前にも書いたことなんだけど、僕はレコードを一軍、二軍、予備軍と分けている。常時、入れ替え戦が行われているため、予備軍から新しく一軍に入ってくる盤、一軍から二軍に落ちていく盤というものが発生してくる。でも、これが面白いことに、「あれっ、この程度の盤が一軍だったかぁ」って思わせるような盤が時々あんだよね。これはいったいどういうことなんだろうなぁ。単純にそのときと趣味のズレが生じているのかなぁ(小さなズレでもこれだけの音楽に囲まれていると大きな変化ではある)。それとも、そのときの気分に合っていて選んだが、今の気分とは合っていないとか。この後者の方が当たっていたなら、それはすごくおもしろいよね。人間はそのときの気分によって音楽的趣向が変わってんだなぁと。でも、それを感じるときはあるな~。I Podで聴くアルバムを選ぶときなんて、「今日は70年代ソウルだなぁ」とか「今だとミドルのヒップホップが聴きたい」って感じで決めている。やっぱ、気分、場所、時間といった色々な要素で、そのとき聴いた音楽の印象は変わってくるんだろうな。つくづく不思議で最高なもんです、音楽って奴は。ってなことを考えつつ、今日はZoomの「Saturday, Saturday Night」をご紹介。

81年発表。Zoomは8人組インスト&ヴォーカルグループ。プロデューサーはセッションドラマーとしての活躍が目立つJames Gadson。このアルバムは同時代のインスト&ヴォーカルグループの作品に比べて、機械の使用度が少ない。要するに70年代のスタイルをこの時代にも押し通しているんだよね("Distant Destiny"のみ80年代色が強い)。その行為が良いか悪いかを別にして、純粋に作品としてのよさという観点から本作を見たならば、良いとしか言いようが無い。アルバムの構成としてはよくあるパターンのA面がファンク、B面がミディアムとスロウというスタイル。タイトル曲の"Saturday, Saturday Night"がダンスクラシックとして有名らしいが、ノリの良いファンクナンバーだなぁというくらいか。そんなA面のファンクサイドは可もなく不可もなく、といったくらい("Raid"はもろにP-Funk)。特筆すべきは、B面。"I Believe In You"からの3曲はとろとろになるまでメロウに煮込んであって、最高としか言いようが無い。中でも、特にいいと思えるのが"Love Seasons"。メロウなバックにファルセットが映えるこの曲がこのアルバムのハイライトではないだろうか。とにかくB面に聴き所の多い一枚。"Saturday, Saturday Night"しか知らない人には、ぜひ手に取ってもらいたいアルバムだ。

僕の場合、外に出て行くときにはヒップホップ、帰り道はソウルなんかが聴きたくなるなぁ。やっぱり、向かうときには勢い付けて、帰りには安らぎを求めるのかな。音楽は楽しみとしてだけではなく、生活において心にいい作用を与えてくれるっつーのもあんだよね。「音楽最高ですか?」「最高でーす!」

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