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2007年10月

2007年10月31日 (水)

Roy Lee Johnson & The Villagersな日

Roy_lee_johnson_the_villagers いやぁ、久しぶりの更新!なんか友達と夜中に長電話してたりとか、ココログのメンテナンスとかで書く機会を逃してしまいまして…。まだ、閉鎖してませんよ、naffgrooveは!naffgrooveは永遠に不滅ですっ!とまあ、ひとしきりスベったところで、一ヶ月前くらいから始めたヤフオクについてでも語ろうかなと。かなり慣れてきて、利益率は結構いいんすよ。売り上げも先週は2万を越えたかな。このままの勢いをキープ&さらなる飛躍を追及していきたい次第です。で、今、一つ考えているのは売るものの種類を増やすこと。現時点では、CD、本、マンガ程度と品揃えは寂しい。で、増やしたいのは衣類。試験的にTシャツを出品したところ売れたので、フリマ&リサイクルショップ仕入れの衣類販売はある程度は見通しがつきそう。やはりCD、本、マンガでは単価が安いこともあるし、ジャンルを特定しすぎると、仕入れが滞ったときに危うい。だから、ある程度知識もある衣類にも手を伸ばそうかなと。でも、やっぱ商売での音楽販売は手応えも感じる。それは、以前このブログで紹介したFoesumのCDを仕入れて売ったときに、結構な高値が付いたからだ。自分がよいと思っている音楽にそれ相応の価値が付き、さらにそれを好んで聴いてくれる人に届けられたということに非常に満足感を得ることが出来たからだ。良盤お届け人ですよ(良盤じゃないのも若干含む…)。そんなヤフオクを続けつつ、このブログも続けていきまっせ。そんな感じで、今日はRoy Lee Johnson & The Villagersの「Roy Lee Johnson & The Villagers」をご紹介。

73年発表。レーベルは南の名門Staxだ。Roy Lee Johnson & The Villagersというグループ名を聞いたことのある人はあまりいないかもしれないが、Roy Lee Johnson はギタリストとして他作品にも顔を出す人。このグループの音楽性はもろにファンク。しかもJB流儀を模倣しているタイプのだ。それゆえ、本作ではこれでもかというくらいにキレのよいファンク曲を堪能することが出来る。実は僕、JB流ファンクというものには若干疎く、P-Funkばかりを愛聴していた。そもそもP-Funk以外のファンクには愛着も薄く、ファンクグループの出していたアルバムでも好んで聴いていたのはメロウなミディアムやスロウが主体。でも、浪人時代くらいに本作に会ってからは、ファンク(特にJBタイプ)のありがたみも分かってきたつもりだ。そのくらいの衝撃を僕に与えるだけのファンクを本作では演じているといえる。本作のファンクはまさにキレがあるタイプ(P-Funkのようなねちっこさは少ない)。そこに乗るRoy Lee Johnsonのしゃがれ声ヴォーカル(歌い方もJBタイプ)もまさにファンクって感じるな。スピード感があって、ノリの良い"Pitch It Up"、"The Dryer Pt.Ⅰ"なんかはまさに本作の真骨頂(独特のグルーヴ感もあったりするんだな)。時代からかニューソウルなメロウ感もあったりする"I Can't Stand This Loneliness"なんかもカッコイイ。隠れた名盤。

ヤフオクはやっぱり仕入れに気を使う。この値段で仕入れて、在庫として残ったらどうしようといった悩みはつきものだ。だから、僕は仕入れの際に、買った値段と同じくらいの値段で、レコ屋に買取をしてもらえるCDを中心に仕入れている。これで、在庫を抱えて、処理できなくなり、成り立たなくなるということはなくなるだろう。でも、なんとかして高く売りたいから、売れ残った同ジャンルの抱き合わせ販売をまず行おうと考えている。「Gラップ名作5枚セット」とかね。こうすれば、ある程度の利益は得られるんじゃないかな。とか言ってたら、今日は15200円売れました。過去最高だな。うっしっし。って、「音楽を食いもんにしてる奴だな」ってな感じのひいた目でみないでくださいな。音楽好きだからこそ、音楽を提供していきたいんですよ。なんたってnaffgroove!!

2007年10月26日 (金)

Giant Pandaな日

Giant_panda 音楽好きなのに、こんなことを言ったらひかれるかもしれないけど、僕はあまり歌詞って気にしていない。よく聴くソウルなんかは、英語だから何言ってるのかよく分からない(勉強しろよ)けど、Jポップを好んで聴いていた昔から歌詞ってのには無頓着だったな。歌は人間の声っていう楽器だって意識が強いから。でも、おもしろいこと言ってんなって歌詞はやっぱあんだよね。日本のヒップホップのキリコとかさ。「俺のヒップホップはストリートとはなんの関係もねぇ」とか、結構「ふ~ん」とか納得しちゃう部分が多い。でも、別に音楽的には良くないんだよね。ラップも言葉詰め込みすぎでなんかさ…。歌詞は詞としての価値はあるけれど、音楽的な価値は低いっていうのが持論なんです。音楽は音だからね。だから、一番気持ちよく聴こえるならば、でたらめな言語でもいいと思うのよ。それが音を楽しむって事でしょ?ってな自分勝手な理論を構築しつつ、今日はGiant Pandaの「Fly School Reunion」をご紹介。

05年発表。レーベルはPeople Under The Stairsが絡んでいるTres。なんかPeople Under The Stairs本隊よりも、彼らが絡んでいる他のグループの作品の方が名作多いと思うんだよね。って話が横道にそれたが、このGiant Panda、おもしろいところはDJ兼ラッパーとして日本人のChikaramangaという人物が参加している点。彼が作るトラックにはキレがあるし、ラップも日本語で行っている為、他の英語のラップと変化が付けられていて、聴いてて一つの特徴となっているといえる。音楽的にはPeople Under The Stairsのようにファンキー&メロウ。Chikaramangaが手掛けた疾走感のある"One Time"は名曲。ファンキーさに重点を置き、メロウな味付けをしたトラックはビターなチョコレートのように甘くなりすぎず、ちょうど良い塩梅。ラップもトラックに合った疾走感があって、気持ちが良い。また、レイドバックしたメロウチューン"Classic Rock"も哀愁感がうまく表現されている名曲。その二つの楽曲ともにChikaramangaがラップしてるんだよね(彼がラップしない曲もあり)。やっぱり彼の日本語でのラップが一つアクセントになっているから、曲としての面白さを一回り大きくしているのだと思う。Chikaramangaの実力を存分に感じることが出来る本作はアングラヒップホップの名盤といえるはず。

いやぁ、でも歌詞っていうのは本当に気にはなるなぁ。歌詞も知らずに音楽聴いてていいのかっていう葛藤に悩まされるよ。でも、日本の音楽番組なんか見てると、どの曲の歌詞気がするわ。そんなことからも、歌詞なんてもんはろくでもねーもんだとか思っちゃうわけよ。まっ、歌詞は歌詞、音楽は音楽っつーのが僕の結論ですわ。

2007年10月24日 (水)

Philly Creamな日

Philly_cream 結構よく読む音楽雑誌に「Groove」っていうのがある。クラブミュージックを専門に扱っており、昔は月間で出ており、ニューソウル、ファンク、レアグルーヴの名盤を紹介するなんて企画があって、かなり参考にさせてもらった。今でも、季刊誌として残っており、クラブミュージックというよりはDJを対象にした雑誌として、リニューアルされている。渋谷やニューヨークのレコ屋紹介なんかの企画もおもしろいのだが、クラブミュージックに深く関わる人物たちのインタビューもなかなかに興味深い。この前、読んだのにはFrancois K(パラダイスガレージやロフトなんかでDJをやっていた重鎮。いまだ現役。)のインタビューだったんだけど、彼はもうDJの主体をパソコンのデータに変えてしまったんだって。そこは、やっぱりDJだから、かなりの高音質(CD以上)でパソコンに落とし入れて、プレイしてるらしいんだけど、それでもねぇ…。ちょっと寂しい気はするわな。やっぱ、あの黒くて丸いのがあるから、いいみたいなトコも少なからずあるしさ。まぁそんな気分になりながらも、黒くて丸いの紹介しましょ。今日はPhilly Creamの「No Time Like Now」をご紹介。

80年発表。レーベルは中堅優良レーベルのWMOT Records。でも、ここの盤ってどうも音が小さくて、薄めな気がするのは僕だけでしょうか。まあ、そこは置いといて、本盤はBlue Magicの項でも紹介したように、Butch Ingram(本作ではプロデュースを担当)を筆頭としたIngram兄弟が参加している。他にもレーベルメイトであるFat Larry's BandからリーダーであるLarry Jamesが参加していたりと、何かと謎が多い。前作「Philly Cream」でのヴォーカルはWMOT All Starsとなっているのだが、本作ではそこの参加メンバーは誰一人として参加していない。Changeなどと一緒のスタジオミュージシャンバンドの走りだったのかもしれない。それなので、ヴォーカルにはそこまで期待は出来ない。しかし、音のつくりは抜群。Butch Ingramが指揮をとり、Ingram兄弟が演奏するのだから、それも当たり前か。70年代のディスコから80年代のブラコンへと進化していく過渡期の音。でも、それが絶妙な暖かみを持っていて、気持ちが良い。このタイプでは"So Much To Talk About"、"Devil"の出来がいい。70年代ソウルの残り香たっぷりな良曲といったところ。ディスコよりのナンバーの出来も悪くない。しかし、このアルバム最大の注目点は"Cowboys To Girls"が収録されているという点。このカバーでは名曲を汚してはいけないというところからか、ヴォーカル陣も頑張る。あの曲独自のノリもちゃんと表現されているし、及第点は与えられるんじゃないかな。やっぱ名曲は名曲。このアルバムは市場価格も安いし、抑えておいてもらいたい一枚。前作もナイスディスコアルバム。

でも、やっぱアナログって一番愛着が湧くなぁ。休日の昼間なんかに部屋でレコードをかけて、ベットでごろんとして雑誌なんか読んでると、頭上で光がゆらゆら。レコードの光が反射して、天井で揺らめいていた。やっぱいいなぁ。あのレコードのスレでぷちぷちいうのも味わい深いし。ソウルやレゲエみたいな古い音楽にはあれがある程度入っていた方がいいくらい。自然にできたキズがそのモノの価値を高めるなんて、なんかいい。ジーンズとかもそうだし。そんなこんなで、レコードは残り続けて欲しいなぁ。そして、そういう感覚も廃れないで欲しい、なーんて思ったり。。。

2007年10月22日 (月)

Kliqueな日

Klique 最近はやっぱり音楽配信への流れが強まってるように感じるねぇ。Mujic JPのCMもよく流れているしさ。音楽配信で売れたら、CDを出すみたいな試しの場にも使われているみたい。でも、そうすると、売れる可能性があっても、売り出されないアーティストが出てくると思うんだよなぁ。いままでですら、そういったアーティストは相当数いたはずだけれど、それがもっと増えるようなさ。だって、音楽配信で音楽買う世代って、かなりの若年層でしょ。そこで人気を試すっていうのは、相当怖いよ。それだけ音楽経験が未熟な層に「この人達の音楽っていいですか?CD出たら、買います?」って聞いているんだからさ。音楽レーベル側が自信を持って、売り出せばいいのに。なんで、まず消費者側にお伺いをたてるんだろう?それだけ自分達の感覚が信じられないってことなのかな。毎回いってるが、消費者のニーズに合わせるものじゃなくて、消費者を動かすものをつくって欲しいですわ。そうしないと、ずっとその場で行進してるだけでしょ。てなことを考えつつ、今日はKliqueの「It's Winning Time」をご紹介。

81年発表のアルバム。男2人に女1人というShalamarタイプのこのKliqueというグループ、人気があったのか無かったのかはさだかではないが、このアルバムを含め4枚程の枚数を出している。初期の2作品は非常に良い出来であるといえる。その要因としては、全盛期のCon Funk Shunがこのグループの音作りに深く関わっていたことが挙げられるだろう。ファンク、ソウル、ディスコの感覚をうまく生かし、調合させ、高品質なものを創りだしていくことが出来る彼らの仕事っぷりが本当に生きている。まず挙げたいのがファンクとディスコの感覚が非常にうまい地点で融合したダンスナンバー"I Think You Know"だ。このバランスは絶妙。ディスコのキャッチーな歌メロを残し、70年代ではストリングスが使われたであろう部分がシンセに変わっている(これによりディスコ特有のダサさが解消されている)。また、ファンクグループならではの重いベースが陳腐なダンスナンバーとは一線を隔す要因になっていることも言っておかなければならないだろう。同タイプでは"It's Winning Time"もいい出来。よりファンクに重心を置いた"Let's Dance"もさすが。Con Funk Shunが得意とした甘いバラードも"Middle Of A Slow Down"を筆頭に完成度は高い。オールマイティーに名曲をつくっている良盤であるということが出来るはずだ。

ニーズを把握することは重要だけど、ニーズを新しく作り出せた者が一番うまい汁を吸えるはず。ニーズを届けるだけなら、そこそこの域を出ることは出来ないと思う。音楽業界には、もっと新しいニーズを掘り起こすようなアグレッシブな姿勢が求められるんじゃないかな。そうしないと、音楽業界は先細りでっせ。そうならんように頑張ってくださいな。

2007年10月19日 (金)

Blue Magicな日

Blue_magic_2 最近、自分の服装の変化なんかを考えたりした。高校時代はヒップホップに強い憧れを持っていたことや当時裏原ブームが起こっており、若干グラフィティ的なプリントの入っている服を好み全体的に太めな服装をしていた。その頃、着ていたジャージなんかは今でも残っているが、相当でかいな。今の服装で着たら、かなり浮いてしまう感じ。で、大学になってからは古着的な服装に段々とシフトしていき、今に至ると。春:ジャージor古着スウェット&ジーンズor軍パン、夏:古着Tシャツor古着シャツ&ジーンズor軍パン、秋:春と一緒、冬:軍ものコート&ジーンズっつーのが定番すね。昔は絶対着ないと誓っていたインディゴのジーンズなんか今じゃ大好物だもんなぁ。趣味は変わるもんだね、ほんとに。今はそのインディゴのジーンズに合いそうな格好を模索してるみたいな感じ。ちょっとおっさんぽく、リアルマッコイとかのフライトジャケットなんかも取り入れてみようかなと。でも、ファッションって考えてると結構楽しいよね。自己満なんだが、一般人が一番多くの人の目に触れさせることが出来る自己表現でもあるわけだからなぁ。最近、ファッション系の触りの文章が多いな。でも、本業は音楽でっせっつーことで、今日はBlue Magicの「Magic #」をご紹介。

83年発表。レーベルは80年代前半に名作を出していたMirage。このレーベルにはファンクなイメージを持っていたが、こんなフィリーの大御所グループを出していたとは。Blue Magicは70年代前半の作品と80年代後半にDef Jamから出した「From Out The Blue」が有名だけれども、その間に出された作品も素晴らしいものが多い。特に、本作は70年代的なヴォーカルグループが80年代になって失速していく中で、出されたという意味で価値が高い。70年代風の甘いトラックの型を崩さずにシンセなどをうまく使い、時代との整合性を保っていってくれたからだ。そんな、このアルバムをプロデュースしているのはButch Ingram。ミュージシャン集団でもあるファミリーグループのIngramでアルバムを数枚出しているあの人だ。出身がフィラデルフィアであることからも相性は抜群。以前、Butch Ingramが手掛けていたPhilly Creamというグループは"Cowboys To Girls"のカバーをやってたりなんかもしてたしね。本作でも、甘い音ということでは共通点があるDramaticsの"In The Rain"のカバーも行っているが、このバージョンも悪くないな(オリジナルは偉大すぎるけど)。でも俺らはやっぱこういうスタイルが好きなんだって、自己主張しているような"Sit Alone Again"、"Since You've Been Gone"なんかはやっぱり最高(そして、これが「From Out The Blue」へと繋がるんだな)。時代を意識したミディアム"For The Love Of You"もいいね。ディスコ調の速めのトラックも悪くは無いんだが、やっぱりBlue Magicは従来路線の方が聴きどころは多いといった感じ。「From Out The Blue」と一緒に持っていたい一枚。

でも、おっさんぽいリアルマッコイとかの服って高いんだよなぁ。質がいいのもあんだけど、買うのが服が好きなおっさんたちだから、ある程度の値段でもいけんだよね。だから、ヤフオクで買おうと思って、色々と探してるんだけど、どうも値段がつりあがっていくんだよね。やっぱ、おっさんたちの財力はすごいわ。フリマでうまく探し当てて、買えることを祈ります。はい。

2007年10月16日 (火)

Mikki Bleuな日

Mikki_bleu_2 今日は、市ヶ谷で用事があって、帰りに下北に寄ってきました。目的は先日フリマで1000円で買ったジーンズのリペアをしてもらうこと。インターネットで色々調べて(やっぱり、ジーンズの補修だし、評判は気になるトコ)、近場ということを条件に入れると、やっぱり下北辺りに落ち着くと。Bear'sという新品&古着屋さんに頼んだんだけど、想像通り結構お値段するもんなんね(安いのでは、っていう淡い期待も抱いていたんだが…)。税込みで3150円也!買った値段の3倍だっつーの。でも、色落ちとかめちゃめちゃよかったから、4000円で買ったと思えばいっかっちゅーことでね。まあ、その後はお決まりのパターンで、ユニオン、フラッシュを回ったんだが、やっぱフラッシュはいいなぁって改めて感じるね。あの3枚2000円は相当魅力的。ユニオンで800~1500円程度の盤がごそっと置いてあるから、自分の持っていないものをチョイスすれば、いいと。今日はMaze「Joy And Pain」、Cashmere「Cashmere」、Ashford & Simpson「I Wanna Be Selfish」、Jimmy James & The Vagabonds「I'll Go Where Your Music Takes Me」を購入(2800円)。一番最初の一枚はもってはいるんだが、盤質悪いので買い替え、最後の一枚は全然知らない盤だったが、視聴したらなかなかのもんだったので買っときました。そんな今日を振り返りつつ、Mikki Bleuの「Melodic Massage」をご紹介。

発表年は未記載。たしか90年代中盤~後半にかけて出たアルバムだったように記憶している。80年代から活動している人で、最初はメジャーの契約があったけど、すぐにマイナーに落ちてしまう。僕は93年に出た「The Love Dictionary」というアルバムも持っているのだが、それを聴いてメジャー落ちしてしまった理由が分かるような気がした(でも、このアルバムも音重視の僕からすれば、なかなかのもの)。音作りは素晴らしいのだが、歌がほどほどなのだ(味はあんだがね)。そこがメジャーに残れなかった理由なのかも。でも、ここでMikki Bleuは頑張った!数年後の本作ではその味のある歌唱の感情表現が格段にレベルアップしているのだ。音の質感も前作は80’sソウルのようだったけど、本作ではしっかりとR&Bに仕上がっている(質感としてはRomeの「Rome」に近いか)。しかも本作のタイトルを聴いて何かを思い出さないだろうか。そう、70年代屈指の名盤Leon Wareの「Musical Massage」。あの甘美な音世界をここにも再現しようとしたのではないだろうか。それをLeon Wareがプロデュースし、Marvin Gayeが歌った"I Want You"のカバーから読み取ることが出来る。この曲の出来も相当なもんだが、それに続くオリジナル曲も素晴らしい。甘美で哀愁を誘うスロウ"This Kinda Luv"と"Heaven's Missing An Angel"、メロウなミディアム"U Should Be With Me (Original Mix)"なんかの出来は全然メジャー級。90年代後半、マイナーで生まれた「Musical Massage」。

フラッシュは高校時代とかは行っても、あまり買ったりはしなかった。大学になってから結構通うようになった。あるとき視聴をしてたら、「ソウル好きなの?」みたいに聞かれたから、「はい、好きで、家にソウルのレコだけで2000近くあるんですよ」って返したら、「すごいじゃん、それじゃ同世代ではトップレベルでしょ」みたいに話したら、いちよ認知はされるようになりました。視聴しながら、その盤の情報を聞いたりなんかしてね。やっぱ知識はものすごいから参考になるしね。でも、やっぱり一番はあの空間が好きという点。爆音でソウルやファンクがかかってるとなんでもカッコ良く聞こえてくるもんなぁ。大好きです。

2007年10月15日 (月)

KMDな日

Kmd うちは、兄弟仲(弟一人)は結構いいほうで、弟ともよく話す。この前、服の話題になった時、弟が「今日、新宿の店色々回ってみてきたんだけど、ブーツ欲しいのがあって、いくらだったと思う?」って聞いてきたんで、「ん~、2万とか?」って返したら、「4万5千」だって。その日、僕がフリマでめっちゃ悩んで、買わなかったニューバランスの靴は2千5百円だ。話は続いて、弟が「バックも欲しいのあったんだよね。いくらだったと思う?」ってきたんで、「ん~、二万とか?」って同じ返しをしたら、それも「4万5千」だって。その前日、僕がフリマでじゃんけんで勝ってまでして、安値で手にしたバックは2千3百円だ。またまた話は続いて、弟が「ジャケットも欲しいのあったんだよね。いくらだったと思う?」ってきたんで、「ん~、二万とか?」ってまたまた同じ返しをしたら、「うん、2万」だってよ。その日、僕がフリマで買ってきたフライトジャケット、ジーンズ、Tシャツのトータルコーディネートは千5百円だってーの(内訳は1200、100、200)。なんなんでしょ、これ。っつー疑問を抱きながら、今日はKMD「Black Bastards」をご紹介。

94年に一度マイナーレーベルから発売されたもの(当時契約していたElektraは発売拒否)が01年になり出し直されたもの。お蔵入り化した理由は、やはり強烈なジャケットのせい。同時期にメンバーのSubrocが亡くなった。これ以降、KMDのフロントマンであるZev Love Xは仮面を被り、Mf Doomを開始したのだ。Mf Doomのいびつでごちゃごちゃした音ながらも、最高にヒップホップやソウルを感じさせる作風はもうこの頃から片鱗を見せている。この極度にぶっといドラムとベース、時折見せるメロウなネタ使い、これこそヒップホップの極致だとさえ感じられる。そして、この音の悪さ(僕の持っているレコードだと、ものすごくくぐもった音質。再発のCDだと音がクリアなため、むしろレコがオススメ)。これらが織り交ざり、異様なテンションを構築している(同時代の作品に比べ、BPMが速いような気がするが、それもこの世界観を生み出す要因になっているのだろうか)。昔、好きだったのはメロウな"What A Nigga Know?"。メロウとは言っても、ドラムのでかさは健在。最近ではむしろ圧倒的なテンションを誇る"Get-U-Now"、"Plumskinzz (Oh No I Don't Believe It!"、"It Sounded Like A Roc"辺りが好みかな。この音とテンションはすさまじいものがある。今、思ったんだけど、僕が一番好きなヒップホップはMf Doomの作るものだな。このいびつだが、単純なヒップホップにぞっこんだ。

あっ、ヤフオクでジョンブルの登山用ジャンパーみたいのが8百6十円で落札できた。貧乏人は知恵を絞って、買い物するんじゃよ。ふぉっふぉっふぉ。どんどん買い物が老獪になってくるわ。でも、同時に若さはどんどん失われていってるんだがね…。若者のカッコ良さの基準が分かりません。お兄系の服のカッコ良さってなんなんすか?!はぁ…。若者に難癖付ける、っつーのは自分が老いてる証拠だわ。

2007年10月14日 (日)

West Wingな日

West_wing 最近、ニコニコ動画の知名度も上がってきたみたい。僕は少し前に登録しておいたから、今は24時間見られるという状態。著作権の問題は非常に難しいけど、今はかなり開放的な状況にある。だからこそ、今、ニコニコ動画上にある見るべきお笑い動画を紹介しようと思う。今、やっている番組でアップされているものでは、「さまぁ~ずさまぁ~ず」、「もやもやさまぁ~ず2」、「やりすぎコージー」、「ノブナガ」、「ゴッドタン」、「水野キングダム」あたりがおもしろい。そして、ここからが重要。ニコニコでは過去放送され、今ではもう普通では見ることが出来ない番組が見れるという利点がある。その過去番組の中から「ダウンタウン也」、「かざあなダウンタウン」、「今田&東野のCMコウジ園」、「ケンコバ大王」がオススメかな。まだまだ、おもしろい動画は眠っているはず。まあ、好みの差はあるから、ちょっくら見てみて、おもしろければ、どんどんいっちゃってください(笑)。そんな感じで、今日はWest Wingの「West Wing」をご紹介。

75年発表。レーベルは20 Century。このグループはある程度は有名だろうか。その理由はエグゼクティヴプロデューサーが、かのBarry Whiteであるという点に起因するように思える(プロデューサーはVance "Mickey" Wilson)。Barry Whiteが関わった作品は過去にWhite Heatを紹介したが、本作でもあの作品と同程度にレベルの高い仕事を行っているといえる。では、なぜBarry White自身の作品を挙げないのか。それは彼の歌に特徴がありすぎるから。個人的にはあまり好みではない。でも、音作りとソングライティングには天賦の才を持っているといって言っていいはず。彼が関わった仕事は、はずしがないと言っていいほどの高打率で良作が出来上がっているからだ。West Wing自体は素晴らしい実力を持ったグループとは言えないかもしれないが、リード、コーラスともに水準以上の実力は持っている。そのヴォーカルを引き立て、本作の音作り、歌メロ作りは見事としか言いようがない。捨て曲がなく、アルバム全体で楽しめる内容。強いて挙げるなら、"I Got A Love For You"、"I'm Gonna Love You Jast A Little More Baby"、"Have A Nice Weekend Baby"の3曲かな。どれも最高の音と歌メロなんだよね。コーラスやファルセットの使い方もうまい。最高すぎるよ、マジで。多少高くとも、必ず抑えておきたい名盤です。

ニコニコは、今、入会してもすぐは見れないらしいね。数ヵ月後になるっつー話。でも、入っておくべきだと思うな。You Tubeよりかなり規制がゆるい空間だから、見たい番組はかなり見れるし。音楽のプロモ用にはYou Tube、日本の番組用にはニコニコ動画って使い方が効果的かな。とか言いつつも、今度からニコニコ上でMTVの企画が始まるなんてニュースを見たような。ニコニコの快進撃は止まらない?!

2007年10月11日 (木)

3582な日

3582 いやぁ、今日は久しぶりにアルバイトやってきました。で、その久しぶりのバイトでミラクルが!基本的にはレジに入って暇にしていたんだけれど、カードで買い物をするお客さんが一人いた。ふとName欄を見ると、見覚えのある名前が。それは僕が愛読している漫画家の一人「泉晴紀」だった。「久住昌人」とのコンビ「泉昌人」名義で名作を多く残している作家だ。「ダンドリくん」「新さん」なんかは、たわいもない普通の人間の普通の日常が面白く書かれている名作。マンガの中にも吉祥寺や三鷹の街並みが多く出てくるから、ここら辺の人だろうと思ったが、まさかうちの店に来るとはね。ちょっと緊張しながら、対応していたんだが、声をかけようか非常に迷った。以前にも人気お笑い芸人の「ハリセンボン」の「はるか」なんかのレジ対応したけど、声かけらんなかったもんなぁ。そんな、ことが頭をよぎったが、ここは好きな作家ということで、声を振り絞って、「漫画家の方ですか?」と。そしたら、「あっ、ご存知ですか」って来たんで、すかさず「泉昌人さん名義の作品いっぱい持ってて、大好きなんですよ」と言ったんだが、相手は微妙に「はぁ」と。うおっマズったかと思ったんで、「応援してるんで、頑張ってください」と超ベタな締めをしてしまいました。対応失敗したかなぁ。泉晴紀名義でもマンガ出してるから、そっちに絞った方が良かったか、なんつー考えなんかが頭の中を行ったり来たり。まあ、でも言いたいことは言えたからいいのさ。ってな感じで、今日は3582の「The Living Soul」をご紹介。

01年作。レーベルはアングラジャジーヒップホップでは草分け的存在のドイツのGroove Atack。この3582はFive Deezでの活動も有名なFat JonとLone Catalystsに所属するJ. Rawlsの二人組。二人ともにトラックメイキングでは評価が高い。本作での曲作りの比重はFat Jonが4曲で、J. Rawlsが7曲。The Living Soulというタイトル通り、お互いに暖かみのあるソウルフルなトラック作りが得意ときているので、アルバムを通してのブレは感じることは出来ない。しかし、一方ではイージーリスニングな生ぬるいトラックという評価もあると思う。それは甘んじて受ける。しかし、それのどこが悪いのだと言いたい。この音を気持ちいいと言うことは決して間違いではないのだ。ここから革新性、実験性というものは感じ取ることが出来ない。しかし、最高にメロウで気持ちいい。ずっと聴いてる気にはなれないが、また聴きたくなる。こんな音楽があってもいいと思う。"What Could Be"を聴こう。単純だけど、最高に暖かいじゃないか。この曲をもう何度聴いたか分からない。それくらい聴いたってこと。全編同タイプの構成。こういう音楽の方向性も決して間違っているとは言えないはずだ。最高に良く出来たイージーリスニングを聴こう。

うちのお店、全然流行ってないのに、結構有名人は来るみたい。ストレイテナーの人やズボンズの人なんかも(あんま詳しくないから、よう分からんが)。でも、今回来た泉晴紀はたぶん僕しか分からなかっただろうな。ナイスタイミングです、晴紀さん。吉祥寺最高ですよね?

2007年10月10日 (水)

Al Wilsonな日

Al_wilson 僕は今、大学4年生なんだけど、いまだに定期的に高校時代の仲間と集まって飲む。まあ、僕はそんなに秘密とかを内に秘めたりするタイプじゃないから、洗いざらいなんの気兼ねもなく話せて、かなりリフレッシュできる。話す内容はたわいもない近況の話から経済の話、人間の内面についてと多岐に渡っている。どんな会話でも答えが見つかるわけじゃないけど、他の人の考え方や自分の考え方の傲慢さ具合が分かるのは単純におもしろい。正反合じゃないけど、話を続けていくうちに色々な考え方が出てきて、それが煮詰められていく過程はやっぱりいいなぁ(まぁ、そううまくいかないことも多く、自分の考えを曲げられなかったりすることも多いんだけどね)。これは、僕の友達たちがその人、個人個人でちゃんとした自分の考え方を持っているからこそ話せるんだと思う。大学の友達を頭に浮かべてみたんだが、そういう話はできそうにもないなぁ。単純につまらないって言われそうだし…。まあ、そんなことを考えながら、今日はAl Wilsonの「Show And Tell」をご紹介。

73年発表。このAl Wilsonというお人、作品数や内容で結構いいものを残してはいるんだが、一般的な評価がまだまだ低いと言わざるを得ない。中古レコード屋でも結構見るのだが、値段も安い。その理由を推測してみたのだが、内容(音と歌唱)がベタだからなのかもしれない。確かに当時隆盛を極めたニューソウルのような新しい音楽の臭いなどは感じ取ることが出来ない。しかし、古臭いからといって、侮ってはならない。ここにはいいメロディが満ち溢れているのだ。その代表的な作品がカバーされることも多いタイトル曲の"Show And Tell"。このメロディラインはソウル好きのツボをぐいぐいと押してくる。ここでのAl Wilsonの歌唱も伸びがあり、非常にいい。みずみずしく爽快感のあるミディアムナンバー"Touch And Go"なんかも出来が素晴らしく、推薦するに値する名曲。他の作品ではJohny Bristolがプロデュースを手掛けていたりと、なにかと見逃すことが出来ないアーティスト。そろそろ評価されてもよいのでは?

高校の仲間と集まって飲む場所は多くは井の頭公園。みんなの家から近いこともあるし、外で飲むと安くて、貧乏学生は助かるってこともあるんだが、いかんせん今後が心配。これからどんどん寒くなってくるッつーこと。2月とかにやったら、凍死しちゃうよ、マジで。そこらへんが懸念されてるんだが、今後打開案を模索していく予定です(井の頭公園で冬、凍死体が出たってニュースが出たら、たぶん僕らなんで夜露死苦!)。

2007年10月 6日 (土)

王道ってやっぱり最高なマイコーな日

Michael_jackson いやぁ、さっきまで見てましたよ、「フラガール」。普段は映画なんてほとんど見なくて、お笑いばっかの低俗な僕なんかも。なぜかっていうと、親父がこれを飛行機の機内で見て気に入ったらしく、しきりに薦めてくるから。まあ、親孝行の一環&この前話題にした蒼井優が出ているって事で、どれまあ見てみようかとね。で、見たんだが、んっ…なかなかにいけるぞと。めちゃめちゃベタで、泣かせる展開、困難を乗り越えていく展開とどこにでもあるような要素が盛りだくさんなんだが(しかも先が読める読める)、王道ポップを聴いてるかのような心地良さ。こういうのもありだなって、思いました(ありがとう親父)。偏屈で小難しい映画ばっか見るってのもなんかいかんよ。たまにはこういうよくできたポップなのも見ちゃおうぜっつーね(映画はあんま見てないから、出来いいのか本格的にはわかんないんだけどさ)。音楽でもそうだよ。なんかクラブミュージックで実験性過多のやつ聴いてても、やっぱりマイケル聴きたくなっちゃうもん。てな感じで、今日はMichael Jacksonの「Got To Be Real」をご紹介。

今までに書いてきたアーティストの中で最も有名な人になるんだけれど、だいじょぶかな(しかもコンセプトから、ちとズレてるし)。71年発表。もちろんレーベルはMotown。Michael っていえば、60年代のJackson 5時代か大成した「Off The Wall」以降を挙げるのがすじってもんなんだろうけど、naffgroove的にはあえてここを。70年代ってのはMichael にとっては一番の暗黒時代だと思う(それでもじゅうぶん売れてたけど、大成できないっつーことで)。でも、こんなに最高なアルバムも出してるんだよね。ソロ1枚目になるんだけれど、歌においても音においても、その完成度はひたすら高い。それでも大きな評価を得られないっていうのは間を挟んでる二つの時代での功績があまりにも大き過ぎるからなのか。そんな暗くなるような話はやめて、曲紹介を。このアルバム、なんといっても挙げたい曲は"I Wanna Be Where You Are"。ここでのMichaelの歌の表現力は並みいる成人歌手の上を行く素晴らしいパフォーマンスになっている。でも、歌メロもいいんだなぁ、Leon Wareが書いているから。ポップなタイトル曲"Got To Be Real"での歌唱も半端じゃない。同じくポップな"Girl Don't Take Your Love From Me"もいいなぁ。B面がちょっとポップ過ぎるきらいもあるけれど、高評価に変わりはないでしょう(Carol Kingのカバーなんかはいいし)。なんといっても、歌っているMichael が最高なんだから。今の若い人には(僕はもう精神的に老いました)、奇人にしか映ってないみたいだけど、世界最高のパフォーマーでスーパースターであることには変わりはない。

でも、この映画って松雪泰子が主演なんだね。蒼井優と二人で半々くらいなのかと思っちったわ。それだけ出てくっかんねぇ。演技はうまいのかなぁ。専門外だからあんまりよく分かんないけども。でも、この映画、ラストがちょっと意外だった。あの演技を見せた後、一騒動あって終わる気がしてたから(豊川悦司がトロッコに乗るのも複線かと思ったわ)。あそこで終わっちゃうと、やっぱり蒼井優が主役に見えてくる。それとも、あの後もあったが、編集したのかなぁ。まあ、素人がこんなん語んなよな。とにかくなかなか楽しめたっつー締めで、映画感想文終了。

2007年10月 5日 (金)

Omniな日

Omni 昨日、I Podの話を書いたんで、ちょっと気になったんだけど、音楽好きの人っていったい何GBの容量のを使っているんだろうって。さすがにnanoとかは使っていないと思うけど、相当容量でかいの使ってんのかなぁと思いまして。ちなみに、アルバム1枚で45MBくらいだろうと思うから1GBで約22枚入る計算になる。僕の持っているのは60GBだから1300枚ちょっと入ることになるが、少し足りないなぁ。めんどくさがりやだから、気が向いたときに入れるっていう作業を行っているけれど、それでももう残り10GB弱になってしまった。やっぱり携帯するものにそのとき聴きたい曲が全て収まっているという状態にしたいから、もう少し容量大きいものが欲しいなぁ。で、最近ではなんと160GBのものが出たらしい!これはヤバイね。アルバムが3500枚以上入るっていうことだから、これ買えばさすがにもうだいじょぶそう。しかも、値段が30000しないっていうんだから驚きだ。他のポータブル音楽プレイヤー作ってる会社なんて、もう周回遅れでしょ。コストパフォーマンスにおいても使いやすさにおいても。すげえぜ、I Pod!ってな感じで、今日はI Podにもちゃんと入ってるOmniの「All For The One」をご紹介。

82年発表。これは確か2ndアルバム(3rdはメジャーから出している)。全ジャンルが入ってる棚で、レコを探してる場合、このジャケット見たら必ず飛ばして次に行ってるってくらいイメージの薄いジャケ。でも、内容はかなり黒光りしているってことは、こんなにマイナーなレーベルから出ているのに90年代の半ばにはすでにP-VINEから再発が出ているって事で納得してもらえるでしょう(その再発CDも持っていたんだけれど、金欠により先日放出。でも、オリジナルあるからえーんじゃい(半泣)!)。そして、82年にしてこの機械+生音の絶妙な均衡が取られているってところがこのアルバムのおいしいところ。本作ではそれをアップ、スロウ、ファンクでも証明してくれる。まず、アップでは"Out Of My Hands (Love's Taken Over)"が最高だ。いつも、「ディスコっぽい」っていう評価をすると、マイナスな表現になるんだけれど、これはナイスディスコ!80年代の機械的な音もあいまって、最高にノリノリなグルーヴィーチューンに仕上がっている。単純に気持ちがいい1曲。スロウでは"Leave It Up To Me (The One You Can Turn)"を挙げたい。このメロウで甘美なスロウの出来は完璧としかいいようがないな。最後のファンクでは"Warriors"を。ぶっといベースラインに爽快な歌メロが乗ってくる熱い1曲。どのタイプでもいい曲を残しているし、今回挙げた曲以外の収録曲もレベルが高い。いい作品です。

I Podについて色々語ったんだが、僕のI Pod実はただなんだよね。一年位前に非常に欲しくて、新宿で何店舗も行ったり来たり。最後に着いたビッグカメラでようやく決め、レジに持っていくと店員さんが「カランカラン」と鐘を鳴らし始めました。そう、100人に1人タダキャンペーンにばっちし当たったのでした。しかも、買ってないのにポイントまで付いたので、それでいいイヤホン買ったりね。相当ついてたもんです。でも、もうI Podない生活なんて考えられないからなぁ。壊れるのが怖いっす。でも、壊れたら、またビッグカメラに買いに行けばいっか。

2007年10月 4日 (木)

Otis & Shuggな日

Otis_shug いやぁ、ここ何日かは風邪を引いてまして、このブログもご無沙汰だったしだいです(治りかけだけど、今も咳は…ゴホッゴホ…)。でも、駄目だね、体弱いと。昔からあまりスポーツやんないタイプだったから、体力が無くて…。大学になってからは、風邪治るまで1週間以上かかることもざらなのよ。でも、今回風邪になったのはたぶん体力とかは関係ないかな。スケジュールをきつくしすぎたのが原因かと。土曜の夜に友達と飲み始めて、朝の6時に終了。家に帰って、7時に寝る。9時半に起きて、じーちゃんちでちょっと親族で話をする会に参加。夕方5時に終わり、そこから友達の家に行き、遊ぶ。白熱し、自分ちまでの終電逃し、離れた駅から40分以上かけて、雨に濡れながら家に帰宅し、睡眠。で、朝起きたら、ゴホッゴホッとね。この風邪への方程式は確実に解を出せるはず。そんな病み上がりの体で、今日はOtis & Shuggの「We Can Do Whatever」をご紹介。

05年発表。とはいっても、こちらはお蔵入り音源で、オリジナルは96年に録られたものだということ。レーベルは信頼感抜群のexpansion。このグループのトピックとしてはRaphael Saadiqがプロデューサーとして関わっていたというところ。同僚のDwayne Wigginsは前年にBlu「Out Of The Blu」という傑作を手掛けているし、Raphael Saadiqとしても自分で本作を成功へと導きたかったはずだ。本作発表と同じ年にはTony Toni Toneで「House Of Music」が出ているけれど、内容的にはそんなに負けていない。Tony Toni Toneが生音寄り、本作がオーソドックスな90’sR&Bという音の感触での違いは確実にあるが、クオリティはどちらも高いなぁ。なんといっても冒頭の"Journey"にやられる。この柔らかい音と歌メロのつくり、特にサビなんか完璧でしょう。間で入るギターソロもいいなぁ。1曲単位で見た場合、90年代半ばでは相当上位に食い込んでくるはず。後のチキチキブームを予測したかのようなハイハット倍速打ちのスロウ"This Is My Phone Call"(バージョン違いのような"Goodbye(Alt Phone)"では、さらにチキチキ感が強くなるが、これは後年の録音なのか?!)なんかもいい味出してます。"Thank You For My Baby"なんかもいいなぁ。メロウなスロウはどれも聴かせてくれます。そんなに高くなる前にゲットするべし(いや、高くなんないか)!

てか、今日、I Podを床に落としたら、画面が赤とか青とかになって、「ALT-0021」みたいな訳わんない英語と数字の羅列が出て、めちゃめちゃあせりました。操作しても、なんも反応ないし、相変わらず色は赤いし。しょうがないから、置いといて、6時間後くらいに確認したら何事も無く、起動しました。機械ってこんなもんなんでしょうかね。修理代なんて絶対出せないから、すごく助かりました。機械の神秘に触れた気がしました(なんじゃそりゃ)。

2007年10月 2日 (火)

George Dukeな日

George_duke ヤフオク出品始めてから、約2週間。まだ、2万弱しか売れてません…。もう少し売れるかなと思ったんだけどね。結構難しいもんです。でも、なんとなくだけど感覚はつかめてきたかな。売れるもんと売れないもんっつーのの境目とかが。まあ、こっから踏ん張って売り上げを伸ばしていきたいもんです。でも、問題なのが仕入れ。CDとか安いの売ってたら、買って売るみたいにしてるんだけれど、自分の手元においておきたいCDが多いのなんの。仕入れたもんよりも多く自分聴き用のCD買っちゃってるからね。まあ、商売じゃなくて小遣い稼ぎだからいいんだけどさ。あっそういえば、今日はここで紹介したflexlifeの「それいゆ」なんかも出品しました。いい音楽とマンガを聴きつつ、売っていきまっせ。そして、ここnaffgrooveでは紹介していくと。ライフワーク、ライフワーク。じゃあ、今日はGeorge Duke「A Blazilian Love Affair」をご紹介。

80年発表。いちよRare Grooveの項に入れたけど、時代性なんかも考慮すれば、ジャンルはフュージョンの方がしっくりくるのかな。他ジャンルの音楽を飲み込み、消化させていくことがフュージョンの定義となるならば、本作はそれにばっちり当てはまっているはずだ。そして、ちゃんとしたコンセプトも持っている。それは、ジャズとブラジリアンミュージックの融合だ。George Dukeは本当に器用な男だと思う。70年代前半から自分名義のジャズアルバム(レアグルーヴとしての評価もなされる)を出し、70年代後半からはより聴きやすいフュージョン、80年代に入るとソウルに接近する。そしてどの時代においても、いい仕事を残しているのだから、頭が上がらない。そして、本作に目を戻してみると、ブラジルからMilton Nascimento、SimoneやAirto、Flora Purim夫妻(こっちはアメリカにいたのかな)までを招いている。そういったアーティストからの刺激を受け、制作された本作はアメリカ人が作ったブラジリアンミュージックでは最高レベルに達している。しかも、アメリカで作ったことが感じられるスタイリッシュ(都会的な音)な感じが出ているのだから、これをGeorge Dukeがつくった意味はおおいにあるといえる。まず冒頭の"Blazilian Love Affair"からしてヤバイ。ブラジルらしいリズムから入り、重ねてくるベースやエレピ、シンセはフュージョンのそれ。この二つの要素が見事に融合し、ブラジリアンフュージョンが出来上がっているのだ。そこから続いていく楽曲はどれもひたすら心地良い(いちいち細かく紹介していく必要が無いくらい)。最後にはアコースティックな"Ad Que Vai Nascer"で締めるんだから、どこまで器用なんだか。久々に聴いたけど、これは本当に傑作だわ。

ヤフオクではまだレコードは扱ってないんだよね。盤質でもめたりすると怖いから。傷がもろに音に返ってくるから、慎重なチェックが要りそうだしね。でも、やってはみたいんだがなぁ。この前もPleasureとかが100円で売ってたから、これ買って売りゃあ絶対儲かんなって。う~ん、検討は続く。まあ、まずはCDが売れることを祈ります。はい。

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