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2007年10月22日 (月)

Kliqueな日

Klique 最近はやっぱり音楽配信への流れが強まってるように感じるねぇ。Mujic JPのCMもよく流れているしさ。音楽配信で売れたら、CDを出すみたいな試しの場にも使われているみたい。でも、そうすると、売れる可能性があっても、売り出されないアーティストが出てくると思うんだよなぁ。いままでですら、そういったアーティストは相当数いたはずだけれど、それがもっと増えるようなさ。だって、音楽配信で音楽買う世代って、かなりの若年層でしょ。そこで人気を試すっていうのは、相当怖いよ。それだけ音楽経験が未熟な層に「この人達の音楽っていいですか?CD出たら、買います?」って聞いているんだからさ。音楽レーベル側が自信を持って、売り出せばいいのに。なんで、まず消費者側にお伺いをたてるんだろう?それだけ自分達の感覚が信じられないってことなのかな。毎回いってるが、消費者のニーズに合わせるものじゃなくて、消費者を動かすものをつくって欲しいですわ。そうしないと、ずっとその場で行進してるだけでしょ。てなことを考えつつ、今日はKliqueの「It's Winning Time」をご紹介。

81年発表のアルバム。男2人に女1人というShalamarタイプのこのKliqueというグループ、人気があったのか無かったのかはさだかではないが、このアルバムを含め4枚程の枚数を出している。初期の2作品は非常に良い出来であるといえる。その要因としては、全盛期のCon Funk Shunがこのグループの音作りに深く関わっていたことが挙げられるだろう。ファンク、ソウル、ディスコの感覚をうまく生かし、調合させ、高品質なものを創りだしていくことが出来る彼らの仕事っぷりが本当に生きている。まず挙げたいのがファンクとディスコの感覚が非常にうまい地点で融合したダンスナンバー"I Think You Know"だ。このバランスは絶妙。ディスコのキャッチーな歌メロを残し、70年代ではストリングスが使われたであろう部分がシンセに変わっている(これによりディスコ特有のダサさが解消されている)。また、ファンクグループならではの重いベースが陳腐なダンスナンバーとは一線を隔す要因になっていることも言っておかなければならないだろう。同タイプでは"It's Winning Time"もいい出来。よりファンクに重心を置いた"Let's Dance"もさすが。Con Funk Shunが得意とした甘いバラードも"Middle Of A Slow Down"を筆頭に完成度は高い。オールマイティーに名曲をつくっている良盤であるということが出来るはずだ。

ニーズを把握することは重要だけど、ニーズを新しく作り出せた者が一番うまい汁を吸えるはず。ニーズを届けるだけなら、そこそこの域を出ることは出来ないと思う。音楽業界には、もっと新しいニーズを掘り起こすようなアグレッシブな姿勢が求められるんじゃないかな。そうしないと、音楽業界は先細りでっせ。そうならんように頑張ってくださいな。

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