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2007年12月

2007年12月24日 (月)

独りな聖夜はChrismas On Death Rawな日

Death_raw_christmas いやぁ、お笑い好きな僕としては、昨日はもちろんM-1見てたけど、かなりよかったね、今年は。中でも、決勝残った3組が、やっぱりよかったな。自分が見ていて、おもしろかったなという3組が残って、「うんうん」みたくうなずいちゃいました。でも、キングコングとかはなんか軽い感じで、人気先行なのかなぁ、とも思ったけど、速いテンポの漫才はボケもなかなかおもしろく、さらにアドリブ的な要素も一番多かったんじゃないかな(個人的な見解では)。トータルテンボスは、文句なしに面白かった。ツッコミの言葉のチョイスがべらぼうに面白かったし(無限大でのフリートークではそこまで感じなかったけど、ネタでは素晴らしいな)、テンポから何から全て良かった。僕の中では優勝するのはこいつらかなと思ったくらい。でも、サンドウィッチマンも相当良かった。テンポよくツッコんでく、ツッコミの実力が非常に高いように感じられた(タイプ的には堤下なんかに似ていると思う。さらに「ホタテ」のトコは三村からの影響も感じられるな)。いままで知らなかったから、この二人組のことを終わってすぐにネットで動画チェックしたんだけど、ボケの人もかなり実力ありそうです(最後のコメントでの引越しボケも最高だったし、アドリブきくんじゃないかな)。でも、ネタはかなりコント的だよね。扮装してないコントというか。でも、全体的にそういうグループ多かったな。最近はそういう傾向なのかも。とにかく、満足度高いM-1でした。そして、それを見た翌日には、独りでこれを聴きながら、ブログを更新するわけです。ってことで、今日は「Chrismas On Death Raw」をご紹介。

96年発表。クリスマスアルバムって、かなりベタなつくりになったりするけれど、なかなか良いものが多いのも真実です。中でも、ウェッサイギャングスタな本作は出色の出来。まあ、このアルバムは結構昔から好きでして、去年はイヴがバイトだったので、店長代理の人に頼み込んで、これを店で流してもらったといういわくつきの代物。カップルが行きかうイヴの吉祥寺のアンダーグラウンド(ただ、店が地下なだけ)では、ギャングスタラップが流れるという都市伝説が生まれたとか生まれなかったとか。まあ、そんな冗談は言いとしても、本当に内容がいいんですよ。前述したギャングスタラップのアーティストとしては、Snoop Dogg、Nate Dogg、Dogg Poundといった一級線のつわものが、R&Bアーティストとしては、アルバムは結局出せなかったが実力派十分にあったDanny Boyをはじめ、多数が参加(なんと、あのGuessも。Death Rawに移籍したのかな)。カバーが多い構成になっているのだが、その中ではDanny Boyの"Christmas Song"が頭一つ抜けている。Danny Boyの歌はやっぱりうまく、ソロアルバムを出せなかったことが本当に残念に思える(オリジナル曲である"Peaceful Christmas"での歌いっぷりなんてもう最高でしょ)。ラップではDogg Poundの"I Wish"。メロウな曲を作った時のDaz Dillingerのはまりっぷりは半端じゃない。さらに鈴とフックでクリスマス感を出すところもにくい。Dogg Poundの楽曲の中でも上位に位置する名曲です。でも、なんといっても僕が推したいのは、Nate Doggの"Be Thankful"。この曲こそ、僕のクリスマスチューンナンバー1。音もいいんだが、このNate Doggの歌唱はまったく何なんだろう。決してうまくはないのに、ものすごく心に響いてくるものがある。クリスマスに男独り泣きな超名曲。クリスマスには、この1曲だけでも必ず聴いてもらいたいところです(You Tubeにあったんで、是非)。http://www.youtube.com/watch?v=V6trza5n1Tc(若干音悪い…)

それにしても、サンドウィッチマンが売れるかどうか本当に楽しみだ。あの風貌は相当にキツイもんがあるから、いいともなんかにでたら浮き上がるような気もするが、まあ見守ってみたい。でも、こうやって敗者復活のコンビが上がってきて、これだけ実力を見せるのには訳があると思う。そう、それは決勝までの審査が全て客に任されている点である。客が採点するとなると、自分がファンのコンビに投票する可能性が必然的に増えてしまうことになるのだ。そうすると、やはりテレビでの露出が多いコンビに投票は増え、おもしろいかどうかの基準ではなく、人気があるかどうかの基準で選ばれることになってしまう可能性が高いと言わざるを得ない。だから、今回、サンドウィッチマンという小さな事務所に所属するコンビが優勝したことは称えられるべきだし、審査員も裏なく審査したということになると思う。それにしても、東のコンビが二組も決勝に残ったのが印象深かったし、来年はどんな逸材が出てくるのか今から楽しみだ。

2007年12月21日 (金)

Billy Oceanな日

Billy_ocean 忘年会シーズンですね。こりゃあ、飲みますね。いつも思うのは、このシーズンになると、飲みが増えて、お財布が寂しくなるということ。これは非常に厄介です。ヤフオクで必死に「Make Money Money Money~♪」したもんに、羽が生えて飛んでいきますからね。でも、僕ら学生はチェーンの安いところで飲むから、そんなにはかからないんだけど、それでも5000円弱はいくからなぁ…。でも、忘年会までけちるのはなんか寒いから、全然行きますけどね。明日も忘年会ですよ。それも、11時から麻雀やりーの、6時半から飲みーの、っつー予定ですわ。ってことで、この麻雀は絶対負けられないわけですよ。昔は、フリーとかにも通ってて、ある程度はできたんですが、最近はもうめっきり…。勝負勘と細かい判断、度胸が鈍りました。でも、んなこと言ってられない理由がありまして、昨日、ヤフオクでスピワックのミリタリーコートを落札してたんですわ。これ以上の出費は厳禁!ってことで、気合を入れるために、今日は、Billy Oceanの「Nights ( Feel Like Getting Down )」をご紹介。

81年発表。まあ、みなさん、「気合入れんのに、なんでBilly Oceanやねん!」って、心の中でツッコミを入れたと思いますが、これを選んだのにはもちろん理由があるんです。それは、本作収録の"Another Day Won't Matter"というアップナンバーがことのほか好きだからなんですわ。機械&生音が絶妙に交じり合った音の構成に、アーバン&メロウな音の質感、さらにこの音と音の間に出来る絶妙な"間"、どの側面から見ても完璧な一曲です。通の人からしたら、「なんでこんなポップな曲がいいのか」ってなってしまうかもしれないんですが、このポップさこそ全てでしょ。それくらい気持ちを引き立たせてくれる一曲な訳です。さて、そんな本作の音作りを手がけるのは、Nigel Martinez。この人は、Average White Band、Heatwave、Real Thingといったヨーロッパ圏のアーティストと関わってきた人物。Nigel Martinezがほとおんどの曲をプロデュースし、残りの一曲を手掛けたのはKen Gold。この人はUKを中心にプロデューサーとして、活躍した人。それゆえ、この二人の手掛けた音は、ヨーロッパ特有の洗練さを持ち合わせている。でも、その洗練された音が冷たく聴こえないのは、これ以降アメリカでも大成功を収めたBilly Oceanの持つ、歌唱、ソングライティングのポップさゆえだろう。その二つの要素が絶妙な地点で混ざり合っているのが、本作だといえる。その良さがまじまじと堪能できる"Nights ( Feel Like Getting Down )"、"Everlasting Love"といったミディアム~アップ系の出来が素晴らしい。Billy Oceanだからといって、敬遠しないで聴いてもらいたい一枚。

でも、麻雀ってすごい疲労すんだよね…。ちゃんと、集中力が保ててるのは半荘5回くらい。それ以降は徐々に集中力が落ちていき、後は気合の勝負。徹麻ともなれば、半分以上は気力勝負でしょ。でも、徹麻って弱いんだよね。ん…、それって、僕に気力がないってことでしょうか?うん、気力ないわな。根気よく続けてるのなんて、音楽を聴き続けていることと、息してることくらいしかないです。まあ、明日は頑張りやす。勝って、クリスマスアルバム買おっ。

2007年12月19日 (水)

Full Forceな日

Full_force一時 の勢いはなくなったものの、まだまだレコード・CDを買いまくっている僕です。でも、こんくらいレコ買いを続けていると、その時々で色々な経験もあるわけで…。例えば、この前書いたように、アーティストに会ったりとか(MUROとDev Largeには会った経験あり)、すっごい高い盤を安価で発見したりとか(80'sの激高盤Firstlightが3桁だったり、5桁いってるCount Ossieの三枚組が千円台後半だったり)。まあ、そんな経験はレコ掘りしていれば、誰でもあるわけで。でも、こういった経験とは別に「レコード狂の詩」的な経験もあったりするんですよ。まあいわゆる武勇伝(キ○ガイと紙一重)的なものですわ。その一つをご紹介。それは、大学受験の真っ只中。それも、試験当日です。その日、僕が受けたのは専修大学だったのですが、キャンパスはなんと神保町。そう、かのディスクユニオン神保町店を始め、数々の中古レコード店が軒を連ねる地域です。午前中に試験が始まって、それも一段落付き、昼休みに。そこで、僕は一つの決心をしました。そう、この昼休みを使って、ディスクユニオンへ買い物に行くという。そして、ラヴァーズのレコードを一枚買って、大学へと戻り、午後の試験を受けました。いやぁ、このときは一番狂ってました。試験会場という閉鎖的な空間も僕を変にさせたのでしょう。受験の昼休みにレコード買う奴は日本広しといえども、僕くらいのものじゃないでしょうか(アホや)。武勇伝というよりも、明らかにキ○ガイの方ですね。そんなアホが今日は、Full Forceの「Sugar On Top」をご紹介。

95年発表。このジャケは国内盤のものなんだけど、女性の裸ジャケの輸入盤のほうが有名かも。Full Forceっていうと、80年代のグループっていう意識が強いけれど、90年代も半ばになってから出された本作はまさに傑作というのにふさわしい内容を誇っている。従来のファンク路線から完全に歌モノ路線へ変更(でも、ビートの強さは健在)。それも、甘茶系などの70's~80'sソウルを咀嚼して、新たにメロウな音世界を生み出しているところが素晴らしい。冒頭の"Who Love The ( Girl )"から、Momentsの"Girls"のサビフレーズを引用(このフレーズって本当に多くのR&Bアーティストに使われてる。最近買ったものでは、ATL"Calling All Girls"で使われてたし)。原曲の持っていた甘さに、ヒップホップのビートでノリの良さも加え、素晴らしい出来に仕上げている。続く"Can I Get Your Number?"では、Marvin Gayeの"Mercy Mercy Me"のフレーズを利用と、この聞き覚えのあるフレーズが曲に織り込まれていくところが、ソウルファンにはたまらない。ミディアム、スロウの出来は"House Calls"を筆頭に非常にメロウで全て良い。インタールードである"Phone Sex And Hot Water"も甘~く、エロ~く、甘美な出来で玉乱よ、ほんとに。アップもダンクラである"Back Together Again"のカバーを持ってきてまして、どこまで分かってる奴らなんでしょうか。ソウルファン必聴の一枚であることは、間違いない傑作です。

まあ、でも若い頃はのめり込んじゃうと、そこだけにしか目が行かなくなるもんで。この「受験昼休みレコ買い事件」以前にも、千駄ヶ谷で行われていた模試の昼休みに明治公園のフリマへと足を運び、午後の試験に遅れて出席するという同様の事件を過去にも犯していたりするんです。でも、こんな奇行をしてしまったのも単に勉強が嫌いなだけだったのかもなぁ。ほんとに勉強嫌いで、中学以降はまともに勉強に取り組んだ記憶がございません(んなこと誇んなよな…)。なんかの知識をつけるという行為が、勉学から音楽にスライドしたってことだよね。それにしては、音楽の知識量が少ないような気が…。酒で脳みそ融けてる気がします。

2007年12月15日 (土)

Ponderosa Twins Plus Oneな日

Ponderosa_twins_plus_one 今、ヤフオクでサイン入りのCDを売りに出しているが、どうも反応が悪い…。なんでだろう?サイン入りならファンが飛びつくと思ったのだが…。でも、確かに皆、サインというものにはあまり興味を抱いていないのかもしれない。それを実感したのが、以前、レコ屋でサイン入りCDが売られているのを見たときだった。その日も、快調にCDの棚を見ていたのだが、結構気になっていたCDを発見。「ラッキー」と思い、値段を見てみるとなかなかに安い。でも、よく見てみると、備考覧に「ジャケ汚れ」の表記が。どこかと思って見てみたら、なんとサインが入ってたわけですよ。そのとき、ちょっと哀しい気持ちになったね。サインがジャケ汚れかい、みたいなさ。でも、確かに、サインの審議なんてアイドルショップじゃないんだから分かりかねるし、サイン入りで高く買い取ると真似てサインする奴とかも出てきそうだしね。まあ、しょうがないことなのかも。でも、僕の出品物は売れてくれよ(結構、人気ありそうな邦人アーティストだしさ)。てな、私欲を抱きつつ、今日は、Ponderosa Twins Plus Oneの「2+2+1=」をご紹介。

発表年不明…。でも、音の感じからは70年代前半だと思われます。All Platinum傘下のHoroscopeというレーベル発。僕の持っている盤は若干リプロ盤っぽい臭いがします…(ラベルが紺一色。オリジナルと思われるものは白と青の二色。さらにレコードからの録音ミスっぽい箇所も…)。でも、それが出回ったということは、ある程度は市場に出回っている盤だと思われます(かの「甘茶ソウル百科事典」でも若干触れられているし)。内容はもろに子供モノ。ようするにJackson 5の模倣グループということ。でも、やっぱりMichael Jacksonみたいな唯一無二の歌唱力を持つリードがいるわけではなく、歌唱は結構ぐらつく場面もある。中では一番年下らしき声の持ち主が一番良い(歌の安定度も高い)。変声期っぽい声のメンバーがリードを取ると、どうも…。でも、子供モノのソウルっていうのは、そういう不安定なところも魅力的なわけで、大目に見てあげましょう。まあ、子供モノという枠内ではなかなかいいレベルのものに仕上がっていると思うしね。そんな彼らのプロデュースを手掛けたBobby Masseyという人はO' Jaysの初期メンバーの一人で、後にはTruthの「Coming Home」にも関わっている人物(調べた感じだと)。やっぱり、こういった子供モノのソウルの場合、良い出来になるのはやっぱりポップなアップからミディアム。本作ももちろんそれに当てはまり、"Touch Down"、"Hey Girl"、"I Remenber You"なんかの元気のいい楽曲では持ち味を存分に活かしきっている。スロウはやっぱり力量不足が感じられるけど、例の一番年下リード君が頑張る"Take Me Back"はなかなかに聴きもの。結構頑張れるいい歌手だと思うのだが、彼はこの後、どこへ行ったのだろう?でも、そんなことは音楽業界においては、当たり前のこと。そんな感傷的な気分を打ち捨て聴きたい一枚。

実は、僕もサイン入りの盤ってものは所有してまして、Softonesの「Black Magic」とかね。表ジャケは黒人女性の顔のアップなんだけど、裏ジャケにはメンバーの写真があって、各メンバーそれぞれの部分に個人のサインが入れられてます。Softonesの個人サインなんて結構レアなのでは(笑)?でも、サインって自分でもらわなきゃ、あんまり意味ないよね。そのアーティストのライブとか聴きに行って、その思い出にサインもらうとかがやっぱり正当なかたちでしょ。だって、僕が持っているBigg Robbの「Cheddar Cheddar」の中ジャケにはサインがあって、「To Hai-San」って書いてあるもん。誰だか分からないけど、売っちゃ駄目だよ、ハイさん。

2007年12月10日 (月)

Soul Train Gangな日

Soul_train_gang 趣味と仕事は別にした方がいいって話はよく聞く。そんな、僕の趣味は、もちろん音楽だ。そして、今、小遣い稼ぎで行っている商売は、また音楽なのだ…。この葛藤を感じるときは、やっぱりある。自分が好きでもない音楽を売ったときなんかは、こんな音楽広めて、僕は自分のいいと思っている音楽に対してマイナスな行動をとってるんじゃないか、なんて考える。でも、これはまだ精神的な問題で、リアルな問題も多くあるのだ。その一番手に挙げられるのが、売ったら高くなるのは分かっているけれど、内容も良くて自分もまだ持っていない盤を安価で手にしたとき。これはやっかいだ。つい昨日も、フリマに行ってきたんだけど、R&B系のCDに出物があった。G Wizの「Naughty Bits」、Classic Exampleの「Classic Example」が1枚40円ずつ(他にも無名R&B盤が数枚)。さらに帰りに立ち寄ったブックオフでは、A Few Good Menの「A Thang For You」(回収盤)が500円で売っていたり。うれしい悩みとも取れるんだが、これらはやっぱり売ることは出来ない。内容もなかなかのもんだしね。でも、葛藤はある。G Wizの「Naughty Bits」なんかは、2000~4000円で取引されているもんだし、もし売れば……みたいな考えはおのずと出てきちゃうなぁ。でも、それも、再生すると同時に消えるんだけどさ。そんな葛藤を抱えながら、今日は、Soul Train Gangの「The Soul Train Gang」をご紹介。

76年発表。この名前からも分かるとおり、もちろんソウルの大人気番組Soul Train発のグループ。ってことで、レーベルもSoul Train(後のSolar)。番組企画で作られたグループってことで、ソウルファンからは懐疑的な目で見られているのか、あまりその名前を聞いたことがない。でも、プロデューサーはかのNorman Harris先生だったりして、見逃せない盤であることは確かなはず。確かにリードが強烈とかコーラスが巧みだっていうようなことはないんだけれども、そつなく歌ってくれていることは事実。そこを引き立てるのは、やっぱり音ってことで、おのずと注目が集まるはず。タイプ的にはフィリー。スロウは甘く、アップはノリノリに(ディスコ臭強め)、といった感じ。有名なのは、ディスコナンバーである"Soul Train Theme"であるが、こちらの楽曲は音メインで、歌はスキャット的に入ってくるだけなので、物足りない。で、内容の面で優れているのはやはりスロウで、"If It Takes All Night"なんかはかなりいい出来してると思う。典型的なフィリータイプのスロウで、歌もファルセットを駆使しているし、これぞフィリーのスロウっていう雰囲気は存分に出ている。冒頭を飾る"That Certain Way"もテナーのリードがなかなか頑張るスロウの佳曲。アップナンバーでは"Ooh Cha"が軽快でメロウなディスコナンバーで心地良い。企画物だからっていうことで、手を出さないには少し寂しい好内容を誇る一枚。

今は本格的な転売ヤーになっているが、昔も転売自体は結構やっていたりした。それも、店から店というかなり利益が得にくいタイプのものを。そんな転売をやってた中でも記憶に強く残っているのが、Joan Gilbertoの「ジョアンの伝説」っていうCD。2000円くらいで某中古レコードチェーン店で購入し、違う某中古レコードチェーン店で6000円で売った。その頃の4000円は相当うれしかったので、かなり強く記憶に残ってるな(って、今でもじゅうぶん4000円はでかいが…)。でも、その「ジョアンの伝説」も、今となってはかなり聴いてみたかったりする。売ったときにはもう遅いんだよね…。だから、なるべく売らないようにしているんだけどさ。でも、雑誌でMUROが「昔、売っちゃったレコードを買い戻すのに相当苦労した」みたいな話しをしていた。誰しもそんなこと経験してんだなって、ちょっと共感を覚えた記憶があります。そんなMUROとも、レコード屋で二回くらい会ったことあんだけどね(会話とかはなし)。棚の前に立って、7inchを必死にめくってたわ。めっちゃイメージ通り(笑)。

2007年12月 6日 (木)

Dj Quikな日

Dj_quik レコードマニアなみなさん、シールド盤って好きですか?僕の場合は、あまり好きではないんです。たしかにキレイなジャケやまだ一度も針を落とされていないレコは魅力的。でも、開けてないってのがくせもんなんですよ。もう、30年以上も前に発売されたレコードで、どこに保管されていたかも分からないため、劣化してる場合があるんですよね。そうっ、盤反りです!あれは一番厄介なダメージで、音がふにゃふにゃして、聴く気がうせてきますから。それにシールドってことで、返品もきかなそうだし…。なんだよっ!シールド盤って!!あれを開けずにコレクションしている人もいるっていうのは、マジで疑問符。音楽って聴いてなんぼのもんでしょ(って聴いてないレコが15%近くの僕に言う権利はないすね…)。しかも、それだけその音楽が行き届かないっていう弊害も生まれてくるわけですよ。レア盤をシールドで持っている方々、どうぞ開けて聴くか、市場に出回るようにしてください。ってな希望を言いつつ、今日は、Dj Quikの「Safe + Sound」をご紹介。

95年発表。Dj Quikっていうと、西モノのヒップホップを聴く人にとっては、大御所的な存在なんだけど、ソウル好きにとっての位置はどんなところにあるのだろうか。そもそも、知っているのかという部分が大きな問題になってくるのかも。でも、この男は、かなりのファンク感覚を備えた音の作り手であるので(ヒップホップは現代におけるファンクだって言うしね)、ソウル好きの方にもぜひ聞いていただきたい。その音作りは、サンプリングや打ち込みといった一般的な西海岸の音作りとは異なり、生楽器主体。だから、うねるようなベース、メロウなシンセ、さらにはフルートなどの楽器も交え、音を構築していく。それが、交じり合うことによって、Dj Quik流メロウGファンクが出来上がるのだ。メロウという側面においても、Warren Gと並び西海岸のプロデューサーの中では群を抜いた存在であろう。そんな彼の最高傑作が本作。前作までの荒削りな部分がだいぶこなれてきて、さらにメロウという要素を強めた音作りはまさに素晴らしいの一言。これ以降はさらなる洗練を見せるが、程よい荒さも本作の魅力である。メロウなファンクチューン"Somethin' 4 Tha Mood"は、フルートも絡めたナンバーでそのレイドバック感は抜群。同タイプの"Itz Your Fantasy"なんかを聴いていると、コンプトンの沈んでゆく夕日が目に浮かんでくるような気さえしてくる(後半は喘ぎ声主体でエロいんだけどね)。Pファンクに強い影響を受けたように感じられるファンクチューン"Hoorah 4 Tha Funk ( Reprise)"も最高!他ファンク曲も良く、ウェッサイヒップホップベスト10には入る傑作アルバム。

でも、反り盤ってキズ盤よりも断然テンションが落ちる。キズだとある程度までぷちぷち音の味だと思えばいいけど、反りは状況が変わってくる。ひどいもんになると、針が浮き上がって、着地したりするからね。レコードを日向に置くのはやめましょう(かといって日陰のじめじめしたところに置くとカビ生えます)。で、後、もう一つ要注意なのが、冬場の電車の足元暖房。買ったレコって下に置くことが多いけど、冬場は厳禁!昔、ずっと下においてたら、暖房により若干反りました(泣)。とにかく熱は駄目でっせ。てか、フリマでレコ出してるおっちゃん、そんな炎天下に出してたら反っちゃうよと思って検盤したら、案の定みんな反ってました。熱厳禁(繰り返しすぎだっつーの)!

2007年12月 4日 (火)

Main Ingredientな日

Main_ingredient音楽大好きっ!月50枚くらい買ってますっ(最近は若干減ったが)!って言うものの、ちゃんと聴けてる盤って何枚くらいなのだろう。今、家には4500~5000枚程度のレコとCDがあるんだが、一年以上聴いていない盤が少なく見積もっても75%程あるんじゃないかなぁ。一度も聴いてない盤も15%くらいあるかも…(100円セールとかで、こんな安いならいちよ買っとくかって、一度に50枚以上買ったこともあったし…)。これを考えると、最悪な気分になってくる。僕は、音楽好きだって言っているけど、本当は音楽が好きなんじゃなくて、音楽を買って消費欲求を満たしているだけなんじゃないかなって。つまり、OLがブランドもん買って満足しているのと変わりはないのかもしれないってこと。これを考えると、本当に萎えてくる。ここで認めてしまうと、確かに消費欲求を満たしたいという要素はある。しかし、それだけじゃないはず。新しい良い音楽を探したいっていう探究心は強いと思う。しかも、そんな探究心だけは、負けないぞっていう自尊心から、この「naffgroove」っていうブログやってんだしさ。ちょっとしみじみしながら、今日はMain Ingredientの「I Just Wanna Love You」をご紹介。

89年発表。Main Ingredientっていうと、70年代に3人組でやっていた時期が有名。その頃の作品でさえ、ちょっとポップ感が高かったためかあまり高い評価は受けられていない彼らだが、実力は確かなもの。70年代の作品も確かに良いが、70年代後半に中心だったCuba Goodingがソロ転向し、それが久々に戻っての本作は本当によい出来なのだ。80年代の音にも難なく乗っていけたベテランコーラスグループが少ないだけに、Main Ingredientは貴重な存在だということが出来るはず。でも、ベテラングループの80年代作品の成功例は、やはり機械的なスウィートな音を提供するところにあると思う(Ray, Goodman And Brownしかり、Blue Magicしかり)。下手にアグレッシブな姿勢は必要なく、ベテランはどかっと構えてればいいということなのかもしれない。本作でも好内容を誇るのは甘いスロウ、ミディアムが中心だ。まず、挙げなければならないのは、冒頭の表題曲"I Just Wanna Love You"だろう。美しいピアノとコーラスに乗せて歌うCuba Goodingの歌が最高なミディアム。スロウではこれまたメロメロにメロウな"Nothing's Too Good For My Baby"がもうたまらない。まさに80's使用のスウィートソウル。"Never Give Up On Love"もポップだが最高。確か2~3年前に国内盤の再発も出たので、手にしやすいと思うので、ぜひ聴いてもらいたい一枚。

さっき、「探究心だけは、負けないぞっていう自尊心」って書いたが、これも崩れつつある。でも、これはネガティヴな捉え方ではなく、僕よりもさらに探究心を持ち、音楽を愛してる人たちがいるんだなと実感したからだ。本当にソウルのブログは、マイリンクにさせてもらっている2naさんのものを代表として、黒~いものが数多い。そこが毎日僕の知らない盤を紹介していくんだから、たまったもんではない(うれしい悲鳴)。でも、切磋琢磨だね。僕も人の知らなそうなのも紹介してんで。しかし、ソウル奥の細道は、そこに迷い込んだ人たちで大渋滞だな。だったら、もっと道が広くなりゃいいのにね。

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