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2008年1月19日 (土)

Arts The Beatdoctorな日

Arts_the_beatdoctor いやぁ、ようやく買えましたよ、新しいアンプを。ヤフオクでかなり粘って、7001円で落札することが出来ました。サンスイのA-α7というモデルです。古いアンプが壊れてからしばらくは、意気消沈気味だったんですが、ヤフオクでアンプを探していると、「あらっ、案外楽しいな」と思えてきまして。どうせ買い換えるなら、やっぱり安くていいものが欲しいということで、色々とネットなんかを調べているうちにはまっちゃいました(笑)。このサンスイのA-α7というモデルはKENWOODのKAF-5002なんかと並んで、安価でも結構気張ってくれるアンプらしい。まだ、家には届いてないんだけど、音がどう変わるのか今からかなり楽しみです。でも、アンプをいままでのものより上等にした場合、スピーカーは今のままでいいのか、という疑問が湧いてまいりまして、今は若干スピーカー探し気味です。このまま行くと、音響マニアへの大人の階段上っていくのかもしれません…ってそれはないな。レコ、CD買ってると、音響機器にまで手を伸ばせないのが現状ですから(アンプ壊れ中に何枚のレコとCDを買ったことか)。まっ、新しいアンプを楽しみに待ちながら、今日はArts The Beatdoctorの「Transitions」をご紹介。

07年発表のアルバム。個人的にはメロウ&ジャジー系アングラヒップホップの最先端は今ここにあるのかなと感じた一枚。トラックの質感という面において、非常にクラブ寄りの音に聴こえた。これは、Arts The Beatdoctorの出身地が欧州(オランダ)ということも関係するのかもしれないが、単純にヒップホップというよりクラブミュージックというフィルターを一回通っているかのような感じを受ける。90年代にはJungle Brothersが「V.I.P.」においてビッグビートのアーティストであるPropellerheadsのAlex Giffordにプロデュースを依頼したりと、クラブミュージックとヒップホップの融合を目指すという動きがあったことは確かだが、こういった事例はあまり成功には結びついていない。しかし、アングラヒップホップシーンではDj ShadowやDj Krushなどがヒップホップをインストで聴かせるという新たな手法により、クラブミュージック側に歩み寄りをみせていた。こういった動きが活発化した2000年以降には以前も紹介したNobodyやFive Deezなどがクラブミュージック寄りの新たなヒップホップを作り上げているように感じた。そして、07年に登場したArts The Beatdoctorの本作はこの流れの延長線上にある作品といって間違いはないと思う。その冷たい質感のトラックはFat Jon(Five Deezのトラックメイカー)との類似性も感じるが(日本語解説にはSound Providersとの類似性が語られていたが、絶対Fat Jon寄りだと思う)、彼よりもさらにクラブミュージックに歩み寄ってると感じる。むしろ、そういったクラブミュージックとヒップホップの融合はどうすべきかやヒップホップはこうあるべきという考えなどはなく、彼の内側から出てきた音楽がこれなのかもしれない。さて、多分に推測じみた講釈をしてしまったが、本作の内容が良いことは間違いない。ジャジーなクラブミュージックのような音の質感はひたすら心地良い(でも、冷たいって批判もあるのかも。昔のUmahhへの評価みたいな)。しかも、ラップを乗せてもかっこよく聴こえるんだから素晴らしい。今後も注目なアーティストであるArts The Beatdoctorの傑作デビューアルバムだ。

それにしても、最近はオーディオを持っている人って少ないですよね。YAMAHAに勤めている友達がいるんだけど、そいつなんかラジカセすらないからね…。もう、外ならI PODで、家にいるときはパソコンが主体ってなっちゃうんだろうなぁ。レコードを聴いてる人とかは必然的にオーディオが必要になってくるけど、CDで聴いてる人はそんな必要ないもんね。いや、最近はダウンロードか?!場所をとって邪魔っていう見方もあるかもしれないが、オーディオっていい音で音楽が聴けるってだけじゃなくて、そのものに愛着が湧くし、非常にいいものなんだけどね。まあ、現代人がものへの愛着がどんどん薄れていってる象徴なのかも。なーんて、社会派気取ってみたり。

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