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2008年2月15日 (金)

Roy Hargrove(RH Factor)な日

Roy_hargrove 最近、石田さんの本を読みました。あっ、石田っていっても、「池袋ウエストゲートパーク」の人じゃないですよ。衣良じゃなくて、義則の方です。っていっても分かんないよね。石田義則っていうのは、日本人のラッパーのECDのことです。彼の書いた「失点イン・ザ・パーク」っちゅーのを読んだんですわ。ECDの音楽は昔から結構聴いていて、「SUMMER MADNESS / LIVE AT SLITS 」、「ホームシック」あたりは愛聴盤だったんだが、本を出したっていうのはなんかの雑誌では見かけてはいても買おうとは思わなかった(タイトル自体は、"Sitting In The Park"にかけてあって、「おっ?!」とは思ったけども)。でも、これを友達が読んだらしく薦めてきて、ちょうどブックオフにも売ってたもんだから、買って読んでみたんです。最初は、ラッパーにそんなたいしたこと書けんのかって思って読み始めたんだけど、これがなかなかやるではないかと。はまってしまい、がしがしと読んでしまいました。筆者の自伝になるんだけど、どうも自分の姿と重ね合わせてしまう部分があったりして、面白かったです(アル中関連の部分は個人的に非常に興味深い)。ガロ系のマンガが好きな人にはオススメできる内容です。まっ、そんな本の紹介もしつつ、今日はRoy Hargrove(RH Factor)の「Hard Groove」をご紹介。

03年発表。Verveからの作品。70年代のレアグルーヴ文脈で評価されているジャズって値段が高いから、あまり手を出していないっていうのは以前も書いたことなんだけど、なら現代においてR&B、ヒップホップに接近しているものを聴けばいいんじゃないかってことで、3~4年前に購入したんすよね。まあ紹介までの流れを事細かに書くと、本作が発表された当時にbmrで目にする→レコを購入→ほどほどに聴いたがお蔵入り気味に…→CDが安く売っていたので、I Tunes取り込み用に購入→再度、ヘッドフォンで聴くと、かなりいいっ!→紹介、ってな流れです。R&B、ヒップホップにへの接近度は、単純に客演を見ただけでも丸分かりで、Q-Tip、Common、D'Angelo、Erykah Baduなんていうそうそうたる面子が参加しています。Soulquarians(もはや、実体は無いのかな?!)周辺の人脈が多く、音に関しても共通点が多い。要するに、生音中心でジャズなどの要素をふんだんに取り入れたファンキー&メロウな作風ということ。当たり前のことだが、本作はそんな音の中でもジャズ寄り。そんな本作の中でも、ベースとドラムが黒いグルーヴを作り出している"Hard Groove"、Funkadelicのカバーである"I'll Stay"(D'Angeloの歌も合ってる)あたりが濃ゆくて、素晴らしいです。女性ボーカル入りの"Forget Regret"なんかもいい。また、レイドバックメロウなQ-Tip客演曲"Poetry"の心地良さもはんぱじゃないな。つまり、アルバムを通して非常に完成度が高い一枚ということ。ソウル、ヒップホップ好きにも十分オススメできる現代のレアグルーヴ作品です。

ECDしかり、吾妻ひでお(「失踪日記」)しかり、アル中の人が書く自伝はおもしろい。でも、二人ともそのアルコール依存を断ち切ってから、描いてるんだよね。そのアル中の人が置かれている現状は非常に興味深いけれども、創作活動はそれを断ち切らないことには成立しないってことですわな。まあ、僕は創作活動はしていないけれど、酒は中学後半から飲み始め、高校後半~浪人時代くらいには慢性化してるという事実がありまして…。でも、飲む量は一日焼酎を250mlくらい。さらに昼間は飲まないように自制しているから、まだまだ大丈夫かな(?!)。でも、摂生は大事だから、飲まない日もつくるようにせねば(って思ってんのに出来ないんだよなぁ…)。

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