フォト

マイリンク

無料ブログはココログ

« Amuzement Parkな日 | トップページ | ドイツでじゃないけど、Jorge Santanaな日 »

2008年3月 7日 (金)

ドイツでDelegationな日

Delegation 戻ってまいりましたよ、日本に。いやぁ、でも、今すぐにでもまた行きたいですな、ヨーロッパに。まぁ、そんな気持ちも現実で押し流されていくのでしょうが、今はそこを大切に振り返っていきましょうよ。最初に降り立ったのが、ドイツはフランクフルト。ホテルに到着し、荷物を降ろしたのが夜7時過ぎくらいだったのだが、飛行機でほとんど寝られなかったこともあり、もうふらふら。それでも、街に繰り出してみるが、店は大体閉店ムード…。飲食店は開いているので、目に付いたパブに入ってみる。そこで夕食を取り、ホテルに帰り一日目は終了(鳥のクリーム煮の味はまあまあか。でも、いかんせんEUROが高いため、割高感たっぷり…)。久々に夜早く寝たこともあってか、翌日は早朝から元気満点。ホテルの朝食は、パン、ハム、ジュースといった簡素なものだが、非常にうまみがたっぷりで、日本で食べるものより数段おいしかった(本場だしね)。早々に用意を済ませて、一番の楽しみである街歩きを慣行。街並みは歴史と現在がうまく融合しており、非常に良い景観だ。しかし、街の印象としては、地方都市のイメージが強く、デパートなどは充実しているが、おもしろい小さい店というのは少数な感じ。デパ地下にいた現地在住の日本人の方(夫が現地で働いている主婦っぽい)に「中古レコード屋や古着屋はありませんか?」と聞いたところ、「う~ん、ないんじゃないかなぁ…」という残念なお答え…。まあ、そんなときは、持ち前の足で稼ぐ根性と勘をたよりにふらついてみる。そううすると、目抜き通りから一本折れたところに小さいレコ屋を発見!この、ワクワク感はやっぱりたまらない。足早に店内に入ってみると、ハードロックなどに力を注いでいる店のよう。でも、こんな店ほどソウルの掘り出し盤が格安で眠っているもの。それで、少し掘ってみて愕然。いかんせん値段が高すぎるのだ。日本では500円以下のクズ盤(値段的にね)が、12EURO(2000円くらい)程度の販売額で売っている。急いで、CDもチェックすると、新譜の中古は15EURO(2500円くらい)程度。これは、買えない。気分も萎え萎えで、店を出る…。この値段が当たり前なら、ひどいことになるなという予感を胸にまた歩き始める。昼食は、肉屋の前で売っている、豚バラ煮込みサンドを購入。500円弱だが、これは非常にうまかった。これで元気も出て、歩きに力が入る。回りを見渡しながら歩いてみるが、フランクフルトにはあまりお洒落だなぁ、と思うような人はおらず、暗い色を基調とした落ち着いた感じ。まあ、そんな観察を続けながら歩いていると、街もだんだん外れの方に。でも、雰囲気はなんかレコ屋とかがひょっこり現れてもよさそうな感じ。と、思っていると、早速、フランクフルト二軒目のレコ屋が!おぉ~、と思い入ってみるが、そこはテクノなどのクラブミュージック専門店(ヨーロッパにはこの手のタイプのレコ屋が結構あった)。まあ、Tシャツなんかを少し見て、足早に店外へ(「Vinyl Kills MP-3 Industry」という過激なプリントの入ったTシャツが売っていたが、それはちょっと言いすぎじゃないかな。「Vinyl Lives With MP-3」くらいがちょうどいいんじゃない?)。これは、フランクフルトでは買うものないんじゃないか、っていう不安がますます膨らみ始めるとともに、空の雲もどんよりと膨らんできた。気分がブルーになりながら、3分ほど歩くと、幸運にもまたレコ屋が。入ってみると、クラブミュージック、ヒップホップ、その他古めのブラックミュージックという僕のニーズに合致する感じ。興奮気味で、ソウルの棚を掘り始めるが、再発盤が非常に多く、オリジナルは稀。それでも、Karin Jones「Karin Jones」(2000円くらい)とDelegation「Deuces High」(1600円くらい)を抜く。Karin Jonesは非常に再発ぽかったので、お店の人に聞いてみると、やはり再発のよう。それでも、日本では高いDelegation「Deuces High」のドイツオリジナル盤が千円台半ばで手に入るなら儲けもんすよ。ってことで、今日は、Delegationの「Deuces High」をご紹介。

82年発表。まあ、Delegationっていうと、今でも頻繁にネタ使いされる"Oh Honey"収録の「The Promise Of Love」が有名ですが、こちらの作品はアルバム単位としては最終作である4作目。70年代の魅力が溢れたあの作品も良いのですが、メンバーも一人減り、80年代的な洗練を帯びたこちらの魅力も相当なもん。もともとUKのグループなのだが、US盤も別ジャケで出ている多く出ている。しかし、本作のみEURO圏内でしか出ていない盤であり、ちょっと手に入れにくいかもしれないが、それで日本のソウル好きがだまっているはずもなく、ちゃんと再発されています(やっぱすごいよね、日本人は)。本作のプロデュースも、もちろん一作目からずっと蜜月関係のKen Gold(Real Thingなども手掛けるUKソウルの大御所プロデューサー)。楽曲から以前のようなディスコ臭が消え、その代わりに入ってきたアーバンな80'sな音の質感(AORな香りもするかな)も心地良い。そんな魅力がいかんなく発揮されているのが、冒頭の2曲だ"What Took You So Long"の方は、これぞ80年代前半というシンセのきれいなメロディに生音ドラム&ベースが絡む珠玉の1曲。歌メロもキャッチーで素晴らしいです。続く"I Figure I'm Out Of Your Life"はAOR的な柔らかい音色のミディアムナンバーでこちらもひたすら心地良い。"If You Were A Song"みたいな壮大なバラードは、ちょっとないかなぁ。他収録曲でもミディアムは結構いい出来。ヨーロッパ行って、安く見付けたら即買いの一枚です。

Cimg15652_4  このレコを買ったのはPro Vinylというお店。フランクフルトのレコ屋事情は、事前に調べてもほとんど載っていなかったので、他店も足で稼ぐしかないという状況…。そこで、ここは、つたない英語でも店の人に聞いてみるしかない、と決心し、質問。「Do You Know Other Record Shop In Frankhurt?」とあってるかどうかも分かんないような英語で質問をすると、店の人は、満面の笑みで「Sercret」と一言。こちらも満面の笑みで「Oh~~」とか言ってみる。そうすると、普通に店を教え始めたので、「冗談かいっ!」と心の中でツッコんでおいた。店員が説明してくれているのだが、僕の微々たる英語能力(浪人したのにセンターで半分いかないという未曾有の苦手っぷり)では、ほんとに30%くらいしか分からなく、向こうもそれを察知して、地図に場所を書いてくれた。その店員が言うには、フランクフルトで、店舗を持っていてソウルを扱っているようなレコ屋は、ここと教えてもらったもう一つのところくらいしかないらしい。インターネットでの販売を行っている店は結構あるみたいで、やはりどこの国でも音楽事情は一緒かぁ、と思いながら店を出ると、さっき膨らんできていた雲から雨が降り始めていた。と、ちょっといい感じの部分でヨーロッパ旅行記一日目は終了です。乞う御期待。ちなみに写真は、フランクフルトの街角で愛しのAlicia Keysとツーショット(笑)。

« Amuzement Parkな日 | トップページ | ドイツでじゃないけど、Jorge Santanaな日 »

Soul & Funk(80's)」カテゴリの記事

コメント

お帰りなさいませ。
買い付けおつかれさまです(笑)

見知らぬ土地(特に海外)を散策するのって楽しいですよねぇ。
日本だと無意識にでも人目を気にしているのか、逆に海外だと開放感あって気分がいいですよね。

Delegationは嬉しい1枚ですね〜。(聴いてみたい!)ならではの1枚。
ヨーロッパオンリーとか欧州モデルとかイイすよね。

いやぁ、早々のコメントどうもありがとうございます。買い付けと呼べるくらい買えなかったのが、残念ではあるんですけども、いちよ買った盤の内で良かったものは紹介していきたいと思います。
海外の散策は、本当に楽しいです!なんつっても、そこでは自分が外人なんで(笑)。また、金貯まったら、行きたいなぁ、なんて考えてます。
Delegationは結構いいですよ。"What Took You So Long"は、かなり聴きものの一曲のはずです。でも、日本では、作品の価値以上の価格で出回っていて少し残念です…。安く売っていたら、ぜひ購入してみてください。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/419681/10974399

この記事へのトラックバック一覧です: ドイツでDelegationな日:

« Amuzement Parkな日 | トップページ | ドイツでじゃないけど、Jorge Santanaな日 »