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2010年12月

2010年12月13日 (月)

海外ブログに感心しつつ、Bebetoな日

Bebeto_2 自分の買ってきたレコードをかけながら、そのレコードの情報を調べるっていうのはレコ好きにとって至福のときだと思う。「おっ、全然知らなくて買ってみたけど、これ随分いいなぁ」とかほくそ笑みながら、グーグルでアーティスト名&タイトルを入れてみる。たいがいのレコードに関しては、先人達の詳細なレビューが書かれており感心しながら、それに読みふける。時折、日本語で書かれた情報が全くないものもある。でも、そんなときでも海外の猛者達がすでに掘り出しているのだから、やはりこの分野の人達の熱量たるや計り知れないものがある。海外のブログは本当にすごく、日本ではまず見かけたことのないようなものまで掲載されており、非常に興味深い。その遠く離れた人が自分と似たような感性を持ってることに奇妙な感動を覚える。そして、その人のほかの紹介盤を見てみると、「あぁ、これいいよなぁ。」とか「あっ、これよく見かけて買っていなかったけど、いいんだぁ」とか新たな発見がある。本日紹介する盤も買って、ネットで調べたときに本当にいいブログにめぐり合えた記念すべき一枚。そのブログ名は、「Let's Get Funk」(http://letsgetfunk.blogspot.com/)。US産の名作から、アフロブギー、MPB、和モノまで多ジャンルに渡りつつ、紹介する盤には一本芯が通ってる良ブログです(音源が貼ってあるところもうれしい!)。苦手な英語もブログレベルの軽めな情報なら、8割くらいは理解できている気がする。さて本日はそんな「Let's Get Funk」でも紹介されていたBebetoの「Simplesmente」をご紹介。

83年発表のアルバム。ブラジルものっていうと、どうしても僕の中ではあまりいいイメージがない。数年前、「ムジカロコムンド」が発売され、ブラジル熱が上がっている時期にリイシューなどを中心にある程度の枚数を買ったのだが、ピンときたものは非常に少なかった。どうしても、ボッサなどの軽めなものが多く、個人的な趣向に合致しないという結論を出して、今に至っていた。しかし、最近発売されたブラジルもののMIX CD、OSUMIの「TENHO QUE SER SUAVE」を聴いて、その今までの固定観念が打ち崩されてしまった。メロウなブラジリアンソウルを中心にしたこのMIX CDは、今までの僕の「ブラジル=軽い」という考えを覆してくれる大きな一打になった。それ以降、徐々にブラジルもののコーナーも見るようになって見つけたのが、本作。あの「ムジカロコムンド」に掲載された茶色い服着た髭のおっさんジャケで有名なあれとは別アーティスト。全体的にメロウなブラジリアンソウルが展開される至福の一枚で、モダンソウル~ブラコン~ブギー~AORファンにもオススメできる内容になっている。全曲絶品なのだが、僕の一番は、たまらないギターのカッティングから始まり、重心の重いベース、彩りを加えるホーンが重なる"Luau"。他にもブギーな"Salve Era"、ポップな"Diante Dos Olhos"、サウダージ感溢れる"Que Sorriso, Hem, Tete?"と良曲多数で、アルバムとしての完成度もバッチシな一枚です。

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