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2011年1月24日 (月)

年間ベスト?!と流線形と比屋定篤子な日

Ryuusennkei_2明けましておめでとうございます。毎年のことながら遅い挨拶で申し訳ございません。まあ、今年はどんな年になるんでしょうかね…っていっても全く変わらない一年であることが4半世紀以上過ぎました。でも、後退する髪の前線におなかのぽっこりと、寄る年波にゃあ勝てませんな。てなことはどうでもよくて、友達のブログをi-phone(ユーザーです。が、アプリ一個も入ってません)で見ていたら、音楽年間ベスト10を書いてました(こちら⇒http://engolo.jugem.jp/?eid=74)。うーん、新録ばっかやん?!

Kings Go Forthは7inchにはまって買ったんだけど、アルバムが出たときに店頭でかけすぎて食傷気味に…。やっぱ、新録のファンクやソウルって飽きやすい気がすんだよね。でも、それをふまえてすごいのが、Lee Fields!こいつの音は本当に当時の空気感が詰まってる。どうしたら、こういった音の質感が出せるのか毎回不思議です。。。Chico Mannはアフロポップみたいでどうもイマイチだが、Hypnotic Brass EnsembleとQuantic Presenta Flowering Infernoはカッコイイ!Illa Jは僕が薦めたのかな。Dam-Funkは僕も心底やられました。電信音の快楽の海に堕ちていく感じがヤミツキに。あれは、現代のMtumeだと思ったね。Welcome Wagonと七尾旅人は僕のジャンル外。東京事変はどう考えてもJ-Popだが、なんか嫌いじゃない。椎名林檎はどう見てもかわいくないんだけど、嫌いじゃないのと一緒か?!と人の年間ベストを総括するという意味の分からない行為に出てしまったので、お詫びに僕の年間ベストも。

1.流線形と比屋定篤子 / ナチュラル・ウーマン
2.Darwin's Theory / S.T.
3.R.Kelly / Love Letter
4.Lloyd Miller & Heliocentrics
5.Zo! / Sunstorm
6.V.A. / Lagos Disco Inferno
7.Madlib / Medicine Show No.10
8.Osumi / Tenho Que Ser Suave...
9.Risco Connection / S.T.
10.Eric Benet / Lost In Time

なんか、新録あり、発掘音源あり、MIXありととりとめもないセレクトですいません。とにかく純粋に聴いて、自分が好きだったものです。プライベートですのでっ!てか、よく覚えてないっす。これに載せてないのでもいいのはあったはず。さて、そんな本日は年間トップにも挙げさせていただいた流線形と比屋定篤子の「ナチュラル・ウーマン」をご紹介。

09年発表のアルバム。出て少したってから仕事先で話題になっていたんだけれど、その頃は気にも留めていなかった。でも、去年の年末に仕事先の仲間が店頭でかけていて、一発でやられてしまったのです…。なんといっても、その極上のメロディに。耳から入ってきて、頭の中から離れていかない。ジャンル的にはシティポップっていわれているけれど、印象ではソウル、AOR、フュージョンなど多くの音楽要素を内包しているように感じる(そもそもそういう音楽がシティポップなのか?!)。ただ、それ以上にポップと言い切ってしまいたい音楽だと思う。それほどに聴く人を選ばない普遍性を持っているのだ。ただし、それは現代のJ-Popにはびこる飾り立てただけのPOPではなく、もっと純粋に培養されたポップ といえる(自生でもないんだなこれが)。培養と書いたのは過去の名曲たちのフレーズ、エッセンスがそこかしこに振りまかれているから。まず、僕が一番最初に気に入った"まわれ まわれ"はTOTOの"Georgy Porgy"をまんま引用、"メビウス"はDeodatoの"Skyscrapers"の印象的なベースラインを拝借と、音楽好きをニヤっとさせる小細工が仕掛けられている(といっても僕は人から聞いて知ったんですが…)。それは、やはり首謀者のクニモンド瀧口氏が以前レコ屋のバイヤーだったところからくるんじゃないかな。やっぱ、古い音楽聴くのも好きっつー。極上のメロウダンサー"サマーインサマー~想い出は、素肌に焼いて~"は、83年の八神純子という御方のカバーだというし、色々な音楽に対しての知識ははんぱないのかも。収録曲はすべていいのだが、個人的な一番はラストを飾るタイトル曲"ナチュラル・ウーマン"。包み込むような柔らかいエレピの旋律に物悲しい歌メロが本当にたまらなくなってしまう。この曲だけでなくアルバム全体を通して若干物悲しい雰囲気が漂うのはメロディのせいなのか、はたまた比屋定篤子のヴォーカルがそうさせているのか非常に気になる。このアルバムの出来に狂喜し、前作に当たる「TOKYO SNIPER」を買ったのだがそこではここにあるようなミラクルは生まれておらず、「いいアルバムなのは確かだが…」というレベルだった。それは、流線形のグループとしての実力がまだまだだったためなのか、比屋定篤子のヴォーカルと絡むことにより完璧な化学反応を生み出したのかは僕の耳では判断することが困難だ。しかし、このアルバムが生まれたことにはただただ感謝するしかない。日々よい音楽を聴いてしまうとどんどんその総量は減っていくばかりという考えを覆すような良質な音楽が生まれ続けているという現状に一筋の光が見えたような気がしたといったらさすがにおおげさか。

このアルバムに盛り上がった当店のスタッフ達には後日談があり、「この音楽は必ずレコードで残さなきゃ」という馬鹿に熱い熱意からレコード化案が勃発。さらにはツテなどを使い本人達とコンタクトをとりレコ化打診してみるとのこと。どうなるかは神のみぞ知るだが、今後の展開に乞うご期待。

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