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2011年9月

2011年9月29日 (木)

アーセナルを愛しながら、Hugh Masekelaな日

Hugh_masekela_6 またまた、久しぶりの更新を。やめたのか…と思わせつつまだやってますよと。最近は部屋の整理をしていて、奥地から発掘された埃まみれのレコ箱に入っていたヒップホップレコードを70枚近く、さらに奥地にあった漫画やら雑誌やら本やらを200冊くらい処分いたしました。ヒップホップは基本的にはCDで聴いてるから、まあいっかなと(好きなのはレコでもとってあります)。それにしてもこれだけの量処分しても1万円ちょっとにしかならないんだから哀しいね…。まあでも、雑誌とか散乱してたし、と部屋が少し片付いたことをポジティブに捉えまひょ。雑誌といえば、定期的に購入しているものは音楽系ではWax Poetics Japan」と「Groove」くらいか。それよりも熱を入れて買っているのが、サッカー雑誌!Footballista_2 特に「Footballista」は海外サッカーの最新情報が週刊で捉えられるので、愛読している。「ウイニングイレブン」から海外サッカーに興味を持ち始め、1年前くらいから本格的に見ているだろうか。愛するアーセナルの試合は9割方リアルタイム観戦しております!昨日も1時に寝て3時半に起きるという強行軍で、チャンピオンズリーグを見ちゃったもんね♪これが今日みたいに休みだと昼まで寝てられっからいいんだけど、仕事ある日はツライっす。でも、グーナーだからしゃーないんです。応援しているチームがあるとやっぱり段違いに楽しいもの。そのかわりチームが負けるとむしゃくしゃしたり、眠れなくなったりするのでご注意を(笑)。さてさてそんな感じで本日も本業の音楽から、Hugh Masekelaの「The Boy's Doin' It」をご紹介。

南アフリカ出身のホーン奏者Hugh Masekelaが75年Casablancaから発表したアルバム。南アフリカ出身ではありつつも、活動の主だった部分はアメリカで行っており、アフロ感覚を取り入れたジャズを演奏しているという印象が強い。Fela Kutiがアフリカ音楽にファンクやジャズの要素を入れてアフロビートを作り上げたのとは逆のアプローチで音楽を制作しているところが非常に興味深い。さらに本作では、ナイジェリアのラゴスで録音を行っており、ジャケ裏には"Dedicated To Fela Ransome-Kuti"という表記まで確認できる。当時、精力的に活動し名作を連発していたFela Kutiの音楽からの影響は、ホーンのフレーズやパーカッシブなビート、コーラスの掛け声など端々で散見される。しかし、アフロビートそのものを再現してるわけではなく、その音楽性をジャズに落とし込んでいるという印象が強く、ジャズファンク、アフロ、フュージョンなど多用な要素が交じり合った音は非常に面白い。幕開けを飾る"The Boy's Doin' It"はアフロジャズファンクといった様相の一曲で、強烈なベースとパーカッシブなビート、浮遊感のあるホーン、呪術的掛け声が渾然一体となったダンスチューン。続く、"Mama"はヴォーカルも乗っており、アフロソウルといった趣が強い。"Excuse Me Please"はアフロポップ的で陽気なメロディも出てくる楽曲で個人的にはイマイチ…。B面頭の"Ashiko"はタイトルからも分かるとおりアフロ色濃厚な楽曲で、アフロビートが再現される展開はまさにFela Kuti直系といえる内容になっている。"In The Jungle"ではやはりアフロファンク~ソウルといったUS meets Afroな音楽性が全開に。ラストを飾る"A Pearson Is A Something"は、Lonnie Liston Smithの楽曲かと間違うようなメロウでいてスピリチュアルな雰囲気が漂うフュージョン。しかし、ここでもHugh Masekelaが吹くホーンはFela Kutiが奏でるようなフレーズを意識しており本作で目指す方向性にブレはない。"Excuse Me Please"以外の楽曲は総じてレベルが高く、アルバムとしても完成度の高い作品に仕上がっていると思う。

"The Boy's Doin' It"⇒http://www.youtube.com/watch?v=af2mqLoR9UE
"Mama"⇒http://www.youtube.com/watch?v=rYiTfz6CAC0

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