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Rare Groove

2011年9月29日 (木)

アーセナルを愛しながら、Hugh Masekelaな日

Hugh_masekela_6 またまた、久しぶりの更新を。やめたのか…と思わせつつまだやってますよと。最近は部屋の整理をしていて、奥地から発掘された埃まみれのレコ箱に入っていたヒップホップレコードを70枚近く、さらに奥地にあった漫画やら雑誌やら本やらを200冊くらい処分いたしました。ヒップホップは基本的にはCDで聴いてるから、まあいっかなと(好きなのはレコでもとってあります)。それにしてもこれだけの量処分しても1万円ちょっとにしかならないんだから哀しいね…。まあでも、雑誌とか散乱してたし、と部屋が少し片付いたことをポジティブに捉えまひょ。雑誌といえば、定期的に購入しているものは音楽系ではWax Poetics Japan」と「Groove」くらいか。それよりも熱を入れて買っているのが、サッカー雑誌!Footballista_2 特に「Footballista」は海外サッカーの最新情報が週刊で捉えられるので、愛読している。「ウイニングイレブン」から海外サッカーに興味を持ち始め、1年前くらいから本格的に見ているだろうか。愛するアーセナルの試合は9割方リアルタイム観戦しております!昨日も1時に寝て3時半に起きるという強行軍で、チャンピオンズリーグを見ちゃったもんね♪これが今日みたいに休みだと昼まで寝てられっからいいんだけど、仕事ある日はツライっす。でも、グーナーだからしゃーないんです。応援しているチームがあるとやっぱり段違いに楽しいもの。そのかわりチームが負けるとむしゃくしゃしたり、眠れなくなったりするのでご注意を(笑)。さてさてそんな感じで本日も本業の音楽から、Hugh Masekelaの「The Boy's Doin' It」をご紹介。

南アフリカ出身のホーン奏者Hugh Masekelaが75年Casablancaから発表したアルバム。南アフリカ出身ではありつつも、活動の主だった部分はアメリカで行っており、アフロ感覚を取り入れたジャズを演奏しているという印象が強い。Fela Kutiがアフリカ音楽にファンクやジャズの要素を入れてアフロビートを作り上げたのとは逆のアプローチで音楽を制作しているところが非常に興味深い。さらに本作では、ナイジェリアのラゴスで録音を行っており、ジャケ裏には"Dedicated To Fela Ransome-Kuti"という表記まで確認できる。当時、精力的に活動し名作を連発していたFela Kutiの音楽からの影響は、ホーンのフレーズやパーカッシブなビート、コーラスの掛け声など端々で散見される。しかし、アフロビートそのものを再現してるわけではなく、その音楽性をジャズに落とし込んでいるという印象が強く、ジャズファンク、アフロ、フュージョンなど多用な要素が交じり合った音は非常に面白い。幕開けを飾る"The Boy's Doin' It"はアフロジャズファンクといった様相の一曲で、強烈なベースとパーカッシブなビート、浮遊感のあるホーン、呪術的掛け声が渾然一体となったダンスチューン。続く、"Mama"はヴォーカルも乗っており、アフロソウルといった趣が強い。"Excuse Me Please"はアフロポップ的で陽気なメロディも出てくる楽曲で個人的にはイマイチ…。B面頭の"Ashiko"はタイトルからも分かるとおりアフロ色濃厚な楽曲で、アフロビートが再現される展開はまさにFela Kuti直系といえる内容になっている。"In The Jungle"ではやはりアフロファンク~ソウルといったUS meets Afroな音楽性が全開に。ラストを飾る"A Pearson Is A Something"は、Lonnie Liston Smithの楽曲かと間違うようなメロウでいてスピリチュアルな雰囲気が漂うフュージョン。しかし、ここでもHugh Masekelaが吹くホーンはFela Kutiが奏でるようなフレーズを意識しており本作で目指す方向性にブレはない。"Excuse Me Please"以外の楽曲は総じてレベルが高く、アルバムとしても完成度の高い作品に仕上がっていると思う。

"The Boy's Doin' It"⇒http://www.youtube.com/watch?v=af2mqLoR9UE
"Mama"⇒http://www.youtube.com/watch?v=rYiTfz6CAC0

2010年12月13日 (月)

海外ブログに感心しつつ、Bebetoな日

Bebeto_2 自分の買ってきたレコードをかけながら、そのレコードの情報を調べるっていうのはレコ好きにとって至福のときだと思う。「おっ、全然知らなくて買ってみたけど、これ随分いいなぁ」とかほくそ笑みながら、グーグルでアーティスト名&タイトルを入れてみる。たいがいのレコードに関しては、先人達の詳細なレビューが書かれており感心しながら、それに読みふける。時折、日本語で書かれた情報が全くないものもある。でも、そんなときでも海外の猛者達がすでに掘り出しているのだから、やはりこの分野の人達の熱量たるや計り知れないものがある。海外のブログは本当にすごく、日本ではまず見かけたことのないようなものまで掲載されており、非常に興味深い。その遠く離れた人が自分と似たような感性を持ってることに奇妙な感動を覚える。そして、その人のほかの紹介盤を見てみると、「あぁ、これいいよなぁ。」とか「あっ、これよく見かけて買っていなかったけど、いいんだぁ」とか新たな発見がある。本日紹介する盤も買って、ネットで調べたときに本当にいいブログにめぐり合えた記念すべき一枚。そのブログ名は、「Let's Get Funk」(http://letsgetfunk.blogspot.com/)。US産の名作から、アフロブギー、MPB、和モノまで多ジャンルに渡りつつ、紹介する盤には一本芯が通ってる良ブログです(音源が貼ってあるところもうれしい!)。苦手な英語もブログレベルの軽めな情報なら、8割くらいは理解できている気がする。さて本日はそんな「Let's Get Funk」でも紹介されていたBebetoの「Simplesmente」をご紹介。

83年発表のアルバム。ブラジルものっていうと、どうしても僕の中ではあまりいいイメージがない。数年前、「ムジカロコムンド」が発売され、ブラジル熱が上がっている時期にリイシューなどを中心にある程度の枚数を買ったのだが、ピンときたものは非常に少なかった。どうしても、ボッサなどの軽めなものが多く、個人的な趣向に合致しないという結論を出して、今に至っていた。しかし、最近発売されたブラジルもののMIX CD、OSUMIの「TENHO QUE SER SUAVE」を聴いて、その今までの固定観念が打ち崩されてしまった。メロウなブラジリアンソウルを中心にしたこのMIX CDは、今までの僕の「ブラジル=軽い」という考えを覆してくれる大きな一打になった。それ以降、徐々にブラジルもののコーナーも見るようになって見つけたのが、本作。あの「ムジカロコムンド」に掲載された茶色い服着た髭のおっさんジャケで有名なあれとは別アーティスト。全体的にメロウなブラジリアンソウルが展開される至福の一枚で、モダンソウル~ブラコン~ブギー~AORファンにもオススメできる内容になっている。全曲絶品なのだが、僕の一番は、たまらないギターのカッティングから始まり、重心の重いベース、彩りを加えるホーンが重なる"Luau"。他にもブギーな"Salve Era"、ポップな"Diante Dos Olhos"、サウダージ感溢れる"Que Sorriso, Hem, Tete?"と良曲多数で、アルバムとしての完成度もバッチシな一枚です。

2010年10月23日 (土)

中野でお買い物で、Universe Cityな日

Universe_city 今日は、朝会議があっただけで、昼間のうちに仕事が終わった。少しどこかに寄ってから、家に帰ろうと思い、少しばかしご無沙汰気味だった中野に行ってみることにする。降りてすぐ、レコード屋の「RARE」に向かうため中野サンプラザの方に歩き出したが、途中で用事を思い出す。今度の日曜に友達の結婚式があるのでピン札をおろしておかねばならなかったことを思い出す。いつものようにATMへと直行せず、窓口付近にうろうろしている恰幅のいい職員にピン札のおろし方を聞くと、意外にも簡単で手数料も全くかからないらしい。「銀行もいいとこあんじゃん」なんて少し見直した。用事も済み、目的地の「RARE」へ。一階の新入荷コーナーに欲しいものがなにもなく少し焦るが、二階のコーナーで気になる盤を見つける。Eric Klossの「Now」(1000円)、Maynard Fergusonの「Awiright, Awiright」(700円)、Chuck Jacksonの「I Wanna Give Youn Some Love」(800円)の三枚だ。もちろんのこと試聴してみると、Eric KlossはLonnie Liston Smithにも通じるクールなフュージョン"Now"がなかなかよい。これは買いかなと思いつつ、お次のMaynard Fergusonを聴いてみるとこれもジャズファンクな雰囲気が全体的に漂っておりなかなか高品質だ。「う~ん、迷うなぁ」と思いながら最後のChuck Jacksonを聴いてみると、冒頭の"No Tricks"にやられた。メロウで期待感を煽るイントロに一気に引き込まれる。ラベルを見てみると、"L. Ware"の名が刻まれており、これは後を聴かずとも購入決定!日曜の祝儀のこともあるし、あんましお金は使いたくないという考えが頭をよぎる。ここからは、残りの二枚の取り捨て選択作業だ。お互いをもう一度聴き直してみると、Maynard Fergusonにあるビッグバンド的な雰囲気がどうも気にかかる。あの複数編成のホーンの感じとかだ。個人的な好みからどうもビッグバンドモノって好きになれないんだよなぁ。そんなことで、Chuck JacksonとEric Klossの二枚をお買い上げ。続いては、音楽に続く第二の趣味である漫画の聖地「まんだらけ」へと向かう。僕がいつも行くのは、青林堂や太田出版の作品などが並ぶちょっとコアなコーナー。そこで、いましろたかしの新作「引き潮」(577円)、二巻を持っているのだが一巻を持っていないがゆえに読み進められていなかったつげ忠男の「舟に棲む」の一巻(1470円)を見つける。この二冊はお買い上げ決定。さらに見ていると、花輪和一のコーナーであまり見かけたことがない「浮草鏡」という作品を見つける。値段は特価で1575円。やはり希少本のようだ。花輪和一の作品は、「刑務所の中」での成功以降、続々と再発が進んでいるが、これはまだ再発されていない。意を決して、三冊とも購入することにした。中野で最後に向かうは「まんだらけ」と同じブロードウェイ内にある「recomints」。CDの専門店なのだが、全体的に価格が安く自分用にもヤフオク用にもお世話になっている。ソウルのコーナーをみるがあまり出物がなく、少し萎えてしまう…。結局、自分用にWillie Claytonのインディソウル傑作「Love, Romance & Respect」(490円)とV.A.「Soul On The Streets Vol.2」(300円)を、転売用にBilly Prestonの「On The Air」(780円)を購入するにとどまる。意気消沈して戻った地元のスーパーで、端麗グリーンラベル500ml缶12本(1200円)と黒霧島1800ml(1750円)を買う。って、結局一万円くらい使ってんだよなぁ。。。と今日は趣向を変えて、日記風に書いてみました。そんな日には、Universe Cityの「Universe City」をご紹介。

76年発表のアルバム。Carol Douglasなんかでも有名なMidland International発。「Groovy Soul」で紹介され、最近では知名度も若干あがったんじゃないだろうか。まずはなんといっても、プロデューサーがJohn Davisであるところが一番の注目点だろう。個人的には非常に信頼を置く製作者であり、ディスコの要素を多分に含ませながらもそれをうまくソウルとして昇華させていく手腕はやはり一級品だ。このUniverse City、形態的に言えば自分達で演奏も行うディスコファンクグループということになる。全体的にメロウでいてドラムも打っている高水準なトラックが多く、レアグルーヴという文脈においても高い評価を受けそうな素地はあるのだが、どうしても浮上してこないところには疑問を抱いてしまう。一曲挙げるとすれば、どうしても12inchもレアとして知られる"Can You Get Down Me"になるだろう。Joey Negroの人気コンピシリーズ「Dsico Spectrum Vol.3」にも収録されるクラシックナンバーである本曲はまさしくメロウ&グルーヴィー!タイトなドラムに軽快なホーン、粘りつくようなギターにベース、メロウなエレピとどの楽器も完璧な絡み合いをみせ、徐々に高揚感を高めていくこの曲はまさしく珠玉の一曲といえるはず!LPの相場は2000円前後とかなり安いため、早期購入オススメいたします♪

2010年8月17日 (火)

Lloyd Millerな日

Lloyd_miller この前、コンビニに行って、ふと見た雑誌のコーナーで目についたのが「GINZA」っつー女性誌。なんで、それが目に付いたかというと表紙がめっちゃカワイかったから。誰だろうと思って、二度見したら安室奈美恵でした。Amuro_namie_3 いままで別段好きでもなかったけど、このショートやられるわぁ。顔小っちゃ!一緒にいた友達にそれ言ったら、友達も「あぁ、それヤバイよな」って以前見てたみたいでした。う~ん、雑誌買っちゃいそう。 ってなことを思いつつ、紹介する盤は安室ちゃんとは全く関係ないLloyd Miller & The Heliocentricsの「Lloyd Miller & The Heliocentrics」をご紹介。

2010年発売。ビッカビカの新譜です!東洋的な音楽要素を取り入れ、独創的なジャズを展開したLloyd MillerがNow Again所属の現行ファンクバンドThe Heliocentricsとタッグを組んだ作品。昨年、Jazzmanから出た編集盤で耳にして以来、確実に僕の中で今興味がある音の筆頭株に上がっていたLloyd Millerなのだが、まさか新譜が出るとは?!そしてこのクオリティー。名盤とされる「Oriental Jazz」に匹敵、いやそれをも超える傑作かもしれない。その音は、非常に陳腐な表現を用いてしまうと、NHK「シルクロード」のバック音楽がジャズと融合したといった感じだろうか。東洋といっても、それは日本や中国ではなく中近東の音が取り入れられているのだ。ピアノや管楽器が東洋的な独特なメロディを紡ぎ出すことによって、オリエンタルな雰囲気が漂う。そこにモダンなジャズの演奏が交じり合い、凡百のフェイクを淘汰する極上のスピリチュアルジャズが展開される。アルバム通して出来はよいのだが、個人的にはA面を一番推したい。静かに幕を開けウッドベースの一定の旋律にフルートを中心とした楽器が独特のメロディを重ねていく"Electricone"、スピード感のあるベースとドラムの絡みにピアノの美しい調べと管楽器でオリエンタルな空気を注入していく"Nava"、呪術的な雰囲気もある音の繰り返しが不思議な高揚感に導く"Mandala"と甲乙つけがたい内容に。The Heliocentrics単体のアルバムはそんなにおもしろくなかったが、ここでの演奏はドラムとベースを筆頭に出色の出来といえるはず。御年72歳でこれだけのイマジネーションを持っているLloyd Millerはさらにすさまじい。Strutの「Insporation Imagination」シリーズは気になっていたけど、このコラボは絶対に価値のあるものだと思うし、今後もレジェンドと現行との絡みに大きな期待を持たせてくれる。

2010年5月11日 (火)

Dakilaな日

Dakia 歯が割れた…。一ヶ月くらい前にがっつりと奥歯が割れまして、歯医者に通っとるんですが、それにしても金額が高い…。5回くらい通っただけななのにもう1万2~3千円いってるんじゃないかな。今のバイト先では、保険証を作ってもらえるので、3割負担でその値段でっせ。バイトにしたら、月の給料の1割がそれに消えていくというのは、本当にツライことなのです。そう、1万2~3千といえば、飲み会3~4回、携帯代2ヶ月分弱、定期1ヶ月分強と胸を締め付けられるような金額…。しかーーし、さらに言いたいのは、レコード換算したときのお値段!1800円盤を7枚!!1200円盤なら10枚!!!わおっ!あんな盤やこんな盤に出会るかもしれない可能性が歯ごときの治療費に消えるとは…。でも、歯は大事だからね。しかも、歯の治療は相当痛い。歯磨きしっかりいたしやす。ってな誓いを立てながら、本日は、歯の治療中にもかかわらず買ってしまったDakilaの「Dakila」をご紹介。

72年発表のアルバム。このグループに関してはあまり知識が無く、裏ジャケを先ほどからしげしげと眺めているのだけれど、どうやら録音はアメリカらしい。しかし、どこのグループかは結局分からずじまい。でも、「新たな要素を入れるためにフィリピンのタガログ語を使った」という記述があるため、何らかの形でフィリピンとの関わりがありそうだ(顔もそれっぽいぞ)。しかも、多様性がバンドの売りらしく、「ここでは、4っつの言語が使われている。英語、スペイン語、タガログ語、そして"Music"だ。」なんつー、ちと鼻につくオシャレ文句も書いてある。内容的には、ロックテイストなラテンファンクといった感じか。全編ファンキーなギターがメインとなるが、そんなにいやらしい感じは無く、オルガンやパーカッションによる味付けにより、非常にうまくまとまっており、アルバムとして楽しめる内容に。オープニングの"Makibaka / Ikalat"は土着的なパーカッションから始まり、「マ・キ・バ・カ」といった呪術的コーラスが入るアフリカンテイスト、しかし、すぐに曲は転調し、ラテンファンクの趣に。ロックフレイヴァが加えられ、テンション高めに展開していく男臭い一曲で、以前紹介したTribeなんかが好きな人なら必ずいけるはず!続く、"Persiguiendo"も少し遅めなロッキンギターのイントロから、一気にスピードが上がりパーカッション連打、オルガンの熱い演奏が最高にアガるロッキンインストファンク!熱い、熱すぎんぜぇ、なんて感想を持っていると、お次は哀愁スロウの"Make Me A Man"なんかがあって、配置もUSファンクグループ的。この曲もコーラスなんか交えっちゃたりするまったりしていい感じの曲です。B面では、またテンションがアガり、ギター、オルガン、パーカッションがほとばしる熱い演奏を聴かせます。A、B面通して、クオリティの低い曲は皆無。しかし、これって曲が無いから安いのかな。でも、DJやったなら、個人的にゃあ、"Persiguiendo"は絶対かけたいですがね。たぶん、1800~2800円くらいでころがっているはず♪要Check It!!

2010年4月 2日 (金)

楠勝平読んで、聴くのはWarな日

War_2  少し前に、ちょっと体調悪い日が何日かあって、改めて健康は大事だなって思いました。年齢は25を越えたし、最近は酒飲んでも抜けが悪いんだよなぁ…。昔は風邪ひいてても酒飲むくらいの勢いだったんすけどね。でも、体調悪いとメンタルもしょげてくるのがいかんなぁ…とね。でも、そんなときに折よく(ってよかないわな)、体調悪い人の漫画を読みまして、それがすこぶるよかったので、この場で紹介しようかなと。楠勝平という作家の「 彩雪に舞う…」という作品。この人は一般的に知名度が低く、僕も買うまでは全く知らなかったのですが、いわゆるガロ系の作家。なぜ、体調が悪いかっていうと、この人自身がずっと病を患っていて、30歳という若さで亡くなっているからというところからです。この本は、その楠勝平が残した良作17作が収められた決定版ともいうべき内容。前半の時代物の出来はまあまあなのですが、本人の病が重くなってきたであろう後半の作品には、自分に内在する色々な辛さというものにどう向き合うかという重いテーマが主軸になってくる。 Kusunoki_shouhei 内容を考えさせるものが多いこともさることながら、非常に印象に残る強烈なコマの描き方も秀逸で、この二つが交じり合うことで重厚な作品として完成しているように思う。個人的には、唯一長編として収録されている"ぼろぼろぼろ"に圧倒された。一度読み終わってから、もう一度すぐに読み返してしまったくらいだ。Kusunoki_shouhei2_2 言葉の一つ一つに重みがあるし、出てくるキャラクターの人物像も十人十色で、色々なバックグラウンドを持っており、それが物語と密接に絡み合ってくる。そしてそこに出てくる人物の考え、言葉、行動などを自分に当てはめて考えてしまうんだよなぁ。僕に非常に強いインパクトを与えてくれた作品でした。3000部限定とはいえ、まだまだ古本屋に出回ったりしているので、見つけたら是非一読を。ってな暗めな漫画の後には、ファンキーな音楽をっちゅーことで、Warの「The Music Band Jazz」をご紹介。

83年発表のアルバム。Warの「The Music Band」シリーズ最終作。70年代から活躍してきた他のファンクグループが80年代を迎えるにあたり、多くのテクノロジーを導入していったのに比べ、このWarというグループは生音というものに非常にこだわっており、その最たる例が前出の「The Music Band」シリーズになる。中でも本作は、83年のファンクとして捉えるには異色中の異色ともいうべき重厚な生音グルーヴを奏でている。そのコアに置かれたテーマは『Jazz』。歌モノも含めジャジーな楽曲が並ぶ本作は、そのどれもの完成度が非常に高い。もともと、Warというグループはジャズ、ラテン、ロックといった多くの要素を持っていただけにこういったものはお手の物といったところか(だから、Loftとかでも評価されたんだろうな)。冒頭を飾るのは個人的にも大好きな"Five Spot"。強烈なベースとアフリカンテイストなドラムが核を占め、サックスのソロ主体で展開していく非常に重厚なダンスチューン。続く、"Half Note"は、本作のテーマである『Jazz』に最もシフトした一曲で、スピリチュアルジャズファンクといった趣。しかし、タイトなドラムとベースが行き交い、緊張感を演出したこの曲は、凡百のスピリチュアルモノと一線を画す内容に仕上がっています。B面頭の"E.R.A."は平均的なファンク曲といったところか。気を取り直して望む最終曲は、14分にも渡る"Koronos"、"Sometimes I Wonder ( Is It For Real )"、"A Pattern Of Time"という三部構成からなる壮大な音楽絵巻。物憂げなベースラインとピアノが曲の根幹を作り上げ、歌を絡めて強弱でうまく展開を作っていく流れは圧巻で、全体的にスピリチュアルな雰囲気を醸し出している。83年という時代としてはまさに奇跡の音。レアグルーヴ、Loftファンには是非手に取っていただきたい一枚です。WarのLPの中では最もレアリティがあるとはいえ(といっても、たぶん2800円くらいかな)、一般的にまだまだ知名度が低く、安値で転がってることもざら。これは、買いっ!

2008年3月 8日 (土)

ドイツでじゃないけど、Jorge Santanaな日

Jorge_santana_2 雨が降り始めたので、バックを確認すると、折り畳み傘が入っていない…。なんて、アホなんだ。ホテルに置いてきたでかいバッグの方に入れっぱなしにしておいたままだった。萎えた気分で、結構な道のりをホテルまで戻る。でも、こんなときのことを考えて、MarmotのGore-Texジャケットを購入しておいたのは正解だったな(出発ちょい前にフリマで4500円で購入。たぶん、偽者ではないと思うので、この値段は安いっしょ)。ホテルで付いた水滴を拭き、今後の予定を考える。今までは、市街地を中心に回ってみたが、これからはマイン川(フランクフルトを流れる結構太い川)の反対側を回ってみることにする(教えてもらったレコ屋もそっち側にあるしね)。雨の川沿いを進んでいくと、スピードを出し駆け抜けていく自転車数台と出会う。こっちの自転車は、ママチャリのようなものがなく、大体がマウンテンバイクタイプかロードバイクの類のもののようだ。スタンドは付いておらず、逆に街にはところどころに自転車がはまるような物体が置いてある。日本なんかとは逆転の発想だな。そんなことに感心しつつ、レコ屋の方に向かう。ここら辺は、川の反対側とは違い、住宅地が広がっているようだ。そんな中にぽつぽつと店があり、なんかいい感じ。目的地のレコ屋に着く前にもう一軒レコ屋を発見。ロック中心のようだが、ソウルのレコやヒップホップのCDなんかも少量ある。ソウルのレコはそんなに高くないのだが、日本での低~中価格帯(800~1200円)のものが多く、自分が一番持っているラインなので、掘り出し物はなし。ヒップホップのCDで、DITC「DITC」が7EURO(1200円弱)で売っていたが、仕入れとしては微妙な価格なのと、EU盤なのに恐れをなし、スルーした(今考えれば、買っておくべきだったかも)。その店では何も買わず、近くの目的地の店に到着。ソウルのレコが中古で結構揃っているようで、胸が高鳴る。掘り出すと、まあまあいいものがあるのだが、どれも買える値段より若干高い…。価値を分かっている証拠だ。Mirage「Princes Of Love」の18EURO(3000円弱)とLamont Johnson「Music Of The Sun」の15EURO(2500円弱)には最後まで悩まされたが、旅の序盤と金欠ということもあって、却下!Mirageはそのうち1800円くらいで場末のレコ屋で出会えると信じてさ。そんなこんなで、今日は、レコードを買わなかったフランスを飛ばし、イギリスはロンドンで購入したJorge Santanaの「Jorge Santana」をご紹介。

78年発表のアルバム。まあ、まずやられるのが、このジャケ(なんかの本でGal Costaのアルバムと並べられてたな。おへそもキュートだよね)ですが、次に「んっ」とくるのはお名前。お察知の方も多いと思いますが、もちろんあのSantanaと関係者です。彼は、Santanaの実弟で、ラテングループMaloを率いていた御方。本作は、Free Soulなどでも取り上げられていて、結構有名だと思うのですが、やっぱりラテングループっていうところには要注目だわね。しかも本作の発表が、78年っていうところも重要じゃないかな。レアグルーヴの文脈で評価されているラテングループっていうと、以前にも紹介したEl ChicanoとAztecaって辺りになると思うんだが、彼らは70年代後半には作品を残せてないんだよね(僕が知らないだけだったらすまん)。70年代後半っていうと、もちろんディスコの時代になるわけで、ここでうまく時代に合わせていけなかった彼らは脱落してしまったのかな、なんて勝手な推測をしてみるわけです。そういったディスコとラテンロックサウンドの融合という点では、本当に本作は良く出来ていると思う。また、B面には高中正義のカバーである"Seychells"というフュージョンナンバーが収録されているし、他にファンクなテイストを感じさせる曲もある。完全にごちゃ混ぜサウンドになっているんだけど、それがどれもノリがよく、メロウに仕立て上げられているからうまく出来てるんだよな。RelaxのFree Soul特集では、"We Were There"、"Sanday"の2曲が挙げられているが、個人的には後者に軍配。"We Were There"はラテンのリズムがハッピーないかにもFree Soulで取り上げられそうなナンバー(内容はいいすよ)。"Sanday"の方は、ディスコな曲調なんだけど、パーカッションの音などからラテンが感じられ、文句なしの一曲に仕上がっている(歌メロも強烈!)。僕が2番手に挙げたいのは、"We Were There"より、"Tonight You're Mine"。この曲は、重いファンクベースを軸にしているのだが、軽快なギターやストリングスが重苦しくない爽やかな雰囲気を演出する素晴らしい内容(Jorge Santanaのギターソロもグッド)。ラテンとディスコが有機的に混じった"Darling I Love You"も最高です。本作で歌を歌っているのはJorge Santanaではなく、Richard Beanという人。歌自身は細く、ソウルフルな印象を受ける部分はほぼ皆無なのだが、こういったノリのよいタイプの曲にはよく合っていると思うな。他収録曲も良く、これは結構な傑作です(ディスコ好きにはたまらないはず)。はい。

Cimg15662 かなり歩きつかれたので、近くのカフェで一休み。ここは30前後くらいの女性が一人で全部やっていたんだけど、カフェには合わない真っ赤な服を着ていてかわいかったな。そんなんで、体力も回復し、夕食を食べにパブ街へ。いちよぱっと見たのだが、ガイドブックに載っていた店にした。プロイセンの首相だったビスマルク(ヴェルディちゃうよ)ばりの髭を蓄えたおっさんがアコーディオンを演奏していたりと、古くからあるドイツの飲み屋って雰囲気たっぷり。しかし、店は総白髪のじーちゃん、ばーちゃんがほとんどで、こういった店にはもう若者なんかは来ないのかなぁ、なんてちょっとしんみりとなったりも。料理は肉料理の詰め合わせみたいなのを頼んだが、いかんせん量が多すぎる。味はまあまあかな。ビールは思っていたほど違いはなく、けっこういけた。店でのお勘定が済み、ほろ酔い気分でホテルへと歩く。ちょっとほてった頬に、雨の後の川沿いの冷たい空気が気持ちよかった。とまたまた小説チックな文章になったところで、2日目は終了。またまた、乞う御期待です。ちなみにこの写真は、フランクフルトの夜景バックを川沿いでパシャリ♪

2008年1月23日 (水)

Smashな日

Smash いやぁ、ようやく届きましたよ。アンプちゃん(A-α7)が。こいつが定価60000円で、以前使っていたPMA-915は33000円らしいから、単純に考えれば、A-α7の方が音はよいはず!と、意気込んで配線して聴いてみたんだがよく分からん…。長い間(3週間弱)聴いてなかったから、前のアンプでの音も忘れているし、どうもはっきりしない。でも、劇的な変化はしてないことだけは事実だな。これはよかったともいえるんだけれど、ちょっと寂しいような…。ハードオフにでも行って、スピーカーを探そうかと考え中の今日この頃です(スピーカーは送料が高くて、ヤフオク向きじゃない商品だから)。でも、まずはスピーカーから音楽が聴けたことがうれしくてね(泣)。この期間中、買いためておいて聴いてなかったCD、レコードを聴いてますわ。SWVの「Anything + Remixes」の"Right Here"(Human Nature Duet)(Demolition 12" Mix)でのマイケルの歌入りなとこなんて最高だなぁ~。なんて音楽をスピーカーから聴く喜びを噛み締めながら、今日は、Smashの「Smash」をご紹介。

79年発表の作品。レーベルは、以前紹介したOpus 7も出していたSource。2naさんのブログでBarry White関連の作品が多く紹介されていたので、今回はそれに少しだけ関連する本作を。でも、まず、最初に言っておくとBarry Whiteは本作の制作には全く関わっていません。では、どう関係があるかといえば、以前紹介したWhite Heat(Barry White関連作品)に参加していたGreg Williams、Jody Simsがプロデューサーとして関わり、DeBarge家のBobby DeBargeもソングライティングで関わっている一枚なのだ。また、この3人は前年にSwitchというグループを組みMotown傘下のGordyからデビューしている。しかし、このグループにSwitchの連中は裏方的に関わっているだけで、メンバーは後のDeBargeの面々が主体。Bunnyを除く、Marty、Randy、El(SwitchのBobby、Tommyはメンバーではない)が参加している。これを見ると、SwitchとDeBargeの中間くらいの感じを受けるが、やっぱりプロデューサーがSwitchの人なんでSwitch寄りです(とは言っても、SwitchとDeBargeは両方ともメロウなミディアムが得意なので、相通ずるものが多いけど)。ってことは、やっぱり注目すべきは、El DeBargeの歌。予想通り"I'm Gonna Give ( My Whole Life To Music )"、"Please Don't Let Me Go"というメロウなミディアムで、リードを取っているのだけれど、その2曲が本作の中でも目立つ。その他の曲の大半はファンクになるが、こちらもまあまあかな。DeBargeへとつながる成長段階の佳作といったところ。最近ではCDでも再発されまして、ある程度手に入れやすくなってると思うので、安かったら買って欲しい一枚。

I Podとかも機能的にいいし、外ではかなり多用するけれど、やっぱり家に戻ったらスピーカーで音楽聴きたいっていうのがやっぱり音楽好きってもんでしょ。家でソウルとかをレコードで聴くっていうのがたまらないんだよね。外ではヒップホップとか乗れる音楽で、内では沁みる音楽っていうか。それも、オーディオあってこそ。ん~、本格的にオーディオ買うか~(乞うご期待?!)。

2007年11月 8日 (木)

Charles Earlandな日

Charles_earland いやぁ、音楽好きのみなさんなら、中身の音楽だけではなくて、ジャケットの方も気になるはず。僕の好みは70年代のソウルやレゲエのジャケット。レコードならではの「古き良き」感も存分に味わえるところが好きな理由。その点、CDはちょっと物足りないかな…(大きさ的にね)。でも、ジャケで思うのが、黒人女性シンガーのジャケ写りのうまさ。本当は太っているのに、痩せてるように見せるアングルのうまさは抜群だ。特にFaith EvansやJill Scottなんかはすごい。二人ともbmrなどの雑誌でのインタビュー記事を見るまでは太っているなんて、全く思わなかったもんなぁ。中ジャケとか見れば、分かるんだけど、そこまで注意して見なかったりするもんも多くて。他にも太ってるのは分かるが、うまく写っているのがAngie Stoneとかね。小太りくらいに撮れているが、インタビュー記事とかだと、「どかーん」て感じだもんね。これが、あのイケメンD'Angeloの奥さんだったんだー、なんて偉く感心したもんだ。まあ、でも人間顔じゃなくて、中身だもんね。てなこと考えながら、今日はこの前2naさんも紹介していたCharles Earlandの「Odyssey」をご紹介。

76年発表。この人は本当にメロウでいい作品つくります。だから、今のヒップホップ世代にも受けてんのかな。このジャケはCommonの「Electric Circus」で使われてるし、他のアルバムはDev Largeがパロってたりする。ジャケだけでなく、音楽ももちろん使われているけどもね。Charles Earlandが鍵盤奏者ということでオルガンからエレピ、シンセが曲の中心となってくるため、メロウで暖かい音が出来上がっている。また、バックであるドラム、ベース、ギターはめっちゃファンキー。本作ではそのファンキーさ、メロウさ、フリージャズの残り香もほんのちょっとと、色々な要素が渾然一体となっている。だが、時代もいいだけに、どの曲も最高。でも、その中でも一番なのは、シンセを使い、宇宙的な広がりを持たせた"Intergalactic Love Song"。アルバムの始まりということもあり、イントロの壮大なシンセがなり始めたところで、大きな期待感を持たせてくれる(鳥の鳴き声みたいなシンセ音も最高)。そこから本編に入り、分厚いベース(このベースラインもいいんだよなぁ)に軽やかなエレピが絡んでいく様はもうたまりません。他にも最高なメロディ作りのセンスを見せ付ける"From My Heart To Yours"なんかはやっぱ最高としかいいようがないな。他のファンキーな曲も聴かせます。レアグルーヴ名盤(他のアルバムも買いたいが、高い…)!

てか、書き出しとは話が変わるんだが、最近凝っている(っつーか商売の)ヤフオクのお話。この前、町田まで遠出して、仕入れてきたんだが、駅前にあるブックオフでCDを5000円分くらい買った。ジャンルは結構幅広く仕入れたんだが、一枚Gラップ(250円)も仕入れておいた。その一枚を出品して、先日、3100円で落札されたのだが、相手の送り先住所を見てびっくり!なんと、東京都町田市だったのだ。なんたる皮肉。僕が遠出して、町田で仕入れたCDが杉並で出品され、町田へと郵送されていくのだ。でも、改めて、この商売って探し屋なんだと感じた。暇や時間がない人の代行で探し、利鞘をもらうっていう。まあ、目利きってことさ。なんでも、探しまっせー!

2007年10月31日 (水)

Roy Lee Johnson & The Villagersな日

Roy_lee_johnson_the_villagers いやぁ、久しぶりの更新!なんか友達と夜中に長電話してたりとか、ココログのメンテナンスとかで書く機会を逃してしまいまして…。まだ、閉鎖してませんよ、naffgrooveは!naffgrooveは永遠に不滅ですっ!とまあ、ひとしきりスベったところで、一ヶ月前くらいから始めたヤフオクについてでも語ろうかなと。かなり慣れてきて、利益率は結構いいんすよ。売り上げも先週は2万を越えたかな。このままの勢いをキープ&さらなる飛躍を追及していきたい次第です。で、今、一つ考えているのは売るものの種類を増やすこと。現時点では、CD、本、マンガ程度と品揃えは寂しい。で、増やしたいのは衣類。試験的にTシャツを出品したところ売れたので、フリマ&リサイクルショップ仕入れの衣類販売はある程度は見通しがつきそう。やはりCD、本、マンガでは単価が安いこともあるし、ジャンルを特定しすぎると、仕入れが滞ったときに危うい。だから、ある程度知識もある衣類にも手を伸ばそうかなと。でも、やっぱ商売での音楽販売は手応えも感じる。それは、以前このブログで紹介したFoesumのCDを仕入れて売ったときに、結構な高値が付いたからだ。自分がよいと思っている音楽にそれ相応の価値が付き、さらにそれを好んで聴いてくれる人に届けられたということに非常に満足感を得ることが出来たからだ。良盤お届け人ですよ(良盤じゃないのも若干含む…)。そんなヤフオクを続けつつ、このブログも続けていきまっせ。そんな感じで、今日はRoy Lee Johnson & The Villagersの「Roy Lee Johnson & The Villagers」をご紹介。

73年発表。レーベルは南の名門Staxだ。Roy Lee Johnson & The Villagersというグループ名を聞いたことのある人はあまりいないかもしれないが、Roy Lee Johnson はギタリストとして他作品にも顔を出す人。このグループの音楽性はもろにファンク。しかもJB流儀を模倣しているタイプのだ。それゆえ、本作ではこれでもかというくらいにキレのよいファンク曲を堪能することが出来る。実は僕、JB流ファンクというものには若干疎く、P-Funkばかりを愛聴していた。そもそもP-Funk以外のファンクには愛着も薄く、ファンクグループの出していたアルバムでも好んで聴いていたのはメロウなミディアムやスロウが主体。でも、浪人時代くらいに本作に会ってからは、ファンク(特にJBタイプ)のありがたみも分かってきたつもりだ。そのくらいの衝撃を僕に与えるだけのファンクを本作では演じているといえる。本作のファンクはまさにキレがあるタイプ(P-Funkのようなねちっこさは少ない)。そこに乗るRoy Lee Johnsonのしゃがれ声ヴォーカル(歌い方もJBタイプ)もまさにファンクって感じるな。スピード感があって、ノリの良い"Pitch It Up"、"The Dryer Pt.Ⅰ"なんかはまさに本作の真骨頂(独特のグルーヴ感もあったりするんだな)。時代からかニューソウルなメロウ感もあったりする"I Can't Stand This Loneliness"なんかもカッコイイ。隠れた名盤。

ヤフオクはやっぱり仕入れに気を使う。この値段で仕入れて、在庫として残ったらどうしようといった悩みはつきものだ。だから、僕は仕入れの際に、買った値段と同じくらいの値段で、レコ屋に買取をしてもらえるCDを中心に仕入れている。これで、在庫を抱えて、処理できなくなり、成り立たなくなるということはなくなるだろう。でも、なんとかして高く売りたいから、売れ残った同ジャンルの抱き合わせ販売をまず行おうと考えている。「Gラップ名作5枚セット」とかね。こうすれば、ある程度の利益は得られるんじゃないかな。とか言ってたら、今日は15200円売れました。過去最高だな。うっしっし。って、「音楽を食いもんにしてる奴だな」ってな感じのひいた目でみないでくださいな。音楽好きだからこそ、音楽を提供していきたいんですよ。なんたってnaffgroove!!