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Reggae

2007年11月21日 (水)

Beres Hammondな日

Bares_hammond ヤフオクの商売始めてから、早2ヶ月くらい。20日締めでの今月の売り上げは12万に到達しました!よっしゃー!ってことで、喜んでいるのだが、こんな売り手が入れば、買い手もいるってーのが、オークションの世界。でも、ソウルの世界は狭いなって感じる出来事がこの前あったんです。ソウルのCDも出品している僕なのだが、この前、Spinnersの「Spinners」("I'll Be Around"が入ってる超名盤)を出品したのだが、すぐに入札が入った。それで、その人の履歴なんかを見ていると、なんか見覚えが…。そう、それは僕がよく見るソウルのブログで紹介されている盤が盛りだくさんだったのだ。これはっ、と思い落札が決定してから、聞いてみるとやはりご本人。ちょっと、ソウルな会話が楽しめて大満足。でも、このブログのことは伝えなっかたんだな(恥ずかしがりやなもんで…)。まあ、人知れずやってんで、見て、「おっ」と思った人は来てね、っつーブログだかんね。細々といきますわ。てなことを考えた今日は、Beres Hammondの「Soul Reggae」をご紹介。

76年発表。このアルバムのことを知っているソウルファンはどれくらいいるのだろう。Beres Hammondというと、現在でも前線で活動を続けるレゲエシンガーというイメージが強いけれど、このアルバムではレゲエが4曲、ソウルが7曲という配置になっている。基本的にはレゲエシンガーということで、レゲエに分類させてもらったが、ソウルのカテゴリに入れても遜色ないことは確かだ。そもそも、レゲエという音楽はアメリカから流れてくるR&Bと土着的なソカなどが混じって形成されていったと言われている。よううするに、原点の一部はアメリカのソウルなのだ。だから、カバーも多いし、70年代後期に活躍したSoul Syndicateなどはソウルの楽曲も残している。そんなソウルを歌ったジャマイカ産アルバムの中でも最高峰なのが、本作。70年代後期のメロウな感覚を存分に生かしたソウルを披露してくれている。特に"Somebody Leid"なんかは、アメリカ産に勝るとも劣らないメロウなモダンソウルに仕上がっている(メロディラインも最高!)。同タイプの楽曲では"You Don't Have To Lie"もいいなぁ。切な系の"Oh Take Me Girl"もなかなか。レゲエの楽曲では"Your Love Won't Shine"がよい。でも、Beres Hammond的には振り切れるまで歌えるソウルの楽曲の方が合ってそうな気がする。ジャマイカに生まれた最高のソウルアルバム。

いやぁ、でも、ヤフオクで落札してくれたブログを書いてる人とメールをしているときにうっかり"I'll Be Around"を"I'll Be There"って書いて送ってたんだよね。もしや、エセソウル好きだと思われたか?!なんて心配をしてるんだが、どうも楽曲の名前やアルバムのタイトルとか覚えられないんだよなぁ。特定のアルバムを指したいときでも、~の~枚目みたいにして言っちゃうクセがありまして…。どうも、覚えが悪い。これも、老化現象の始まりか?!「あれ、あれ、ほらっ、あのやつだよ~」っていう、全く的を射ない発言をしてしまう今日この頃です。

2007年7月30日 (月)

Freddy Mcgregorな日

Freddy_magregor 僕がよく覘くブログで、黒人音楽とは何なのかということについて筆者が書いており、数人が自分の黒人音楽観をコメントしていた。そこで語られている内容には納得できるところも、受け入れがたいことも記入されていた(それは意見の相違であり、その人が違うというわけではない)。その中で黒人音楽として容認できないという意見が多かったのが、今様のヒップホップとレゲエ。でも、このどちらもが僕は黒人音楽だと思う。そもそも、僕の黒人音楽の定義は「黒人から発生した音楽」というもの。だから、個人的な意見に左右されることなく、黒人が生み出した音楽こそが黒人音楽たり得るということになる。それを自分のものさしで定義してしまうと、ただの好みの問題になってしまう気がするからだ。でも、レゲエは受け付けないというソウルファンが多いことに少なからず衝撃を受けた。ロックステディなんかは完全に古いソウルの流れを汲んでいるように感じるけどなぁ(Ken Bootheなんて、もろソウル歌手でしょ)。僕はレゲエも黒人音楽だと思うって気持ちを込めて、今日はFreddy Mcgregorの「Freddy Mcgregor」を紹介。

79年発表。小さい頃から歌手としての活動を始め、ロックステディ期にはStudio Oneですでに傑作を残している偉大な歌手Freddy Mcgregor。彼はレゲエ四天王の一人とも呼ばれ、レゲエ界においては大きな存在なのだ。その中でも僕が力を入れて紹介したいのが、この「Freddy Mcgregor」という作品。ちなみに、本作はジャマイカで「Mr. Mcgregor」というタイトルで出されている作品と同内容であると思われる。音はルーツルーツした重~いものではなく、ロックステディの頃ほど軽くもない、ちょうどよい重さを保っている。でも、やっぱり特筆すべきはFreddy Mcgregor自身の歌。ジャマイカでは珍しい、ソウルっぽさを非常に感じさせる歌手なのだ。それを特に実感させてくれるのがロックステディタイプの"Oh No Not My Baby"。ここでは本当に気持ちよく歌っているように感じられる。でも、このFreddy Mcgregorのすごさを改めて感じることが出来るのはむしろルーツタイプの"We Got Love"。ルーツタイプの曲では歌唱力よりも節回しの方が重視されるように思えるのだが、それも難なくこなし、さらに自分の歌唱力を際立たせることが出来ているのだ。このロックステディとルーツの両方で魅力的な歌を披露できたFreddy Mcgregorは真に魅力的な歌手だということが出来るだろう。また、前者の魅力を堪能したい方には「I Am Ready」を(「Bobby Bobylon」もいいけど、僕はこっち)、後者の魅力を堪能したい方には「Big Ship」あたりがオススメしたい。

っていうか、このレヴューを書いているときに、何でソウル好きがレゲエに拒否反応を出すか少し分かったような気がした。それはあのルーツな節回しが駄目なのだと思う。確かにあれは独特なものがあるし、ルーツは歌手に求める要素として歌唱力とは違う部分を求めていることが多いような気がする。そこがソウル好きの反感を買ったのだろう。でも、そんなソウル好きの人にも一度Ken Bootheの"Moving Away"(ロックステディ期のソウルフルな名曲)あたりを聴かしてみたいもんだ。

2007年6月25日 (月)

今のレゲエを考えながら聴くIntense

Intense 今日は、暑いねー。そんなときはやっぱべたに、レゲエでしょみたいな流れでいこうと思ったんだけど、あいにく今日はそんなに暑くもなく、すごしやすい陽気で…。てことで、今日の書き出しは今日本で流行っているレゲエについて。僕自身のレゲエに対する知識っつーのは、ソウルなんかに比べたら乏しいもので(ソウルもそんなか?!)、あまり批評する立場にはないのかもしれない。しかし、昨今オリコンチャートにも登場する有象無象のレゲエだかヒップホップだか分からない連中には疑問を抱かずにはいられない。あのポジティヴ系のメッセージと軽いごった煮サウンドはいただけないといいたいのだ。彼らは、自分たちの音、歌詞にポリシーを持っているのだろうか?それとも売れるための戦略なのだろうか?売れることは重要なことだが、芯はブレてはいけないものだと思う。そうしないと、使い捨ての音楽になってしまうからだ。音楽業界の一部がそういう音楽なのは仕方がないが、大部分がそうなってしまうと、音楽業界自体が縮小してしまう恐れがある。20年後も愛される音楽を作れというのは、少し大きすぎる目標かもしれない。でも、自分たちが作る音楽には自分なりのポリシーを持ってもらいたい。さて、大風呂敷を広げすぎたところで、今日はIntenseの「Love & Life」をご紹介。

91年発表。この頃は、日本でレゲエブームが起きた時期と合致する。でも、このブームは数年で終幕を迎え、レゲエはまたマイナーな音楽へとなっていく。今回のレゲエブームは下地を固め、ブームとは呼ばれないものとしてもらいたい(レゲエという音楽への一般的認知度という側面において)。本作は、Mad Proffessor主催のAriwaレーベルから出されている。90年代初頭という時代、Ariwaというレーベルの特徴、Intenseというグループが求めていたもの(憶測)、この3点からこのアルバムの音は軽いものになったと考えられる。しかし、この軽い音が彼らの武器としてうまく生かされている。コーラスとメロウ&スウィートな音がうまくマッチし、アルバム全体としての魅力は非常に高い。これがへんに重い音だと、歌、音双方の持ち味が壊れてしまうように感じられる。この肩の力の抜き具合が絶妙なのだ。また、この甘くゆったりとしたムードは、ラヴァーズというよりも、ロックステディに近いものを感じる。

全曲最高で、アルバム全体として流して聴いてもらいたい、というアルバムであり、あえてオススメ曲は記入しない(というか選べない…)。しかし、その代わりといってはなんだが、少し情報を。CDにはレコードには入っていない"Mellow"という曲が収録されている。その名の通りまったりとしたメロウナンバーだ。アルバムの流れとももちろん合っている。また、CDでは5曲目の"On My Mind"の後半部分にダブが入っており、これが非常にいい出来となっている。なので、レコード、CDこだわらない人にはCDをオススメしたい。僕みたいに、どちらも買うっていうのもありなのかもしれないが(笑)。

レゲエは、ロックステディ、ラヴァーズ、ルーツが好みだ。前の二つはソウル、R&B好きに、ルーツはファンク好きなら入りやすいように思える。レゲエも、もともとはアメリカからのソウル以前のR&Bから影響を受けている。だから、ソウル好きも、レゲエを分かる感受性は持っているはず。ソウルもいいけど、レゲエもねってことで、ご賞味あれ。